シャーロック・ホームズの冒険 【新訳版】 シャーロック・ホームズ・シリーズ (創元推理文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 初シャーロック・ホームズ。まだらの紐、緑柱石の宝冠、橅の木屋敷の怪あたりが好き。特にまだらの紐はホームズの犯罪者へのスタンスがわかっていい。現代でこういう結末にしたら怒られそうだけど1人のキャラクターとしてなら個人的にはあり。
    ホームズってもっと嫌味な感じかと思ってたけど(嫌味ではあるけど)想像より可愛げがあるなと思った。そこは友人であるワトスン視点で書かれているのも大きそう。
    最初に読むなら短編とオススメを見てこの本から入ったけど、ちょっと物足りなさがあるので次は長編を読みたい。
    通勤中に読みたいんだけど一文が長くページに文字が敷きつめられてるので通勤電車の中は向かないのが難点。家で毎日1話ずつ読んでた。

  • 新潮文庫版を持ってたはずだけど、見当たらないので電書でこちらを購入
    各話の面白さもさることながら、ほぼ毎月一編ずつ連載していたことにこのほど気付き驚いた

    青いガーネットの名で読んでいた話は青い柘榴石になったりと、訳文に納得感が増してつっかえずに楽しめた

  • 子供の頃に一度読んで、「まだらの紐」「ボヘミアの醜聞」「赤毛連盟」が好きだったので大人になって文庫を買ってまた読んでおそらく3回目。トリックは全部知ってるからその面での驚きはないが、やはりディテールがいい。スピード感があるから的確に読みたいところだけを読める感覚。楽しかった。未読のもあるのに既読のばかり読んでしまう。あとやっぱホームズは短編がいい。

  • ボヘミアの醜聞、赤毛組合、花婿の正体、ボスコム谷の惨劇、五つのオレンジの種、くちびるのねじれた男、青い柘榴石、まだらの紐、技師の親指、独身の貴族、緑柱石の宝冠、ぶなの木屋敷の怪 12作品の短編集。

    とても面白く一気に読めた。読んでいる時間も幸せだった。ただ、キーとなる事柄が結構読者に隠されていて謎解き段階で明かされるので、ちょっと楽しめない部分もあった。

  • 小学生ぶりにシャーロック・ホームズを読んだが文章の読みづらさが先行して内容が入ってこなかった。

  • 著作権が既に切れているので、実は無料で読めたりする…様々な言語で…

  • 読者も一緒に謎解きできるようなミステリー小説ではなく、ずっとホームズが神がかった観察力と陰の捜査で謎を解いていく話で、だからなのか正直退屈と感じてしまいました。
    ただ、ホームズは悪事を働いた人間にも慈悲ある対応をするし、お茶目な所もあって魅力的なので今日までファンが多いんだろうなとも感じました。

  • 2022.11.14 読了

    コナン好きな私としては、ずっと読んでみたかった本。新一はこういう本を読んで育ったんだもんね笑

    さて、この本は短編集で、様々な事件が収録されている。ワトソンが記録したものっていう設定。

    ホームズの推理は一見突拍子もないように思えるけど、ひとつずつ解きほぐせば、なんてことない単純なものだったりする。何でそんなことも分からなかったんだろって思うくらい単純な。

    「見る」のと「観察する」のは違うってホームズが言ってるけど、本当にその通りだなと思う。私は自分の家の階段が何段あるか知らない。毎日確かに「見て」いるはずなのに。

  • 蓋を開けてみればなんら不思議のない事件を興味深く描いており、小気味よく楽しむことができる。

    個人的には長編である緋色の研究の方が読み応えがあったものの十分ホームズの魅力を伝えている作品集。

  • 比較してはいけないと思うけれど、サリンジャーの後のこれは、なんとわかりやすくシンプルで楽しめる内容だと思ってしまう。50年くらい前に読んだことがあるはずなのだが、何一つ覚えていなかったので初見と同じく、頭をひねったりうなったり、最終的にはなるほど、となるのはとても楽しい。踊る人形の暗号解読は見事としか言えないなすごいなホームズ。

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著者プロフィール

アーサー・コナン・ドイル(1859—1930)
イギリスの作家、医師、政治活動家。
推理小説、歴史小説、SF小説など多数の著作がある。
「シャーロック・ホームズ」シリーズの著者として世界的人気を博し、今なお熱狂的ファンが後を絶たない。

「2023年 『コナン・ドイル① ボヘミアの醜聞』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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