松竹 寅さんシリーズ 男はつらいよ 寅次郎物語 [DVD]

監督 : 山田洋次 
出演 : 渥美清  倍賞千恵子  秋吉久美子 
  • 松竹 (2014年7月25日発売)
3.25
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105069398

感想・レビュー・書評

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  • 昭和62年12月公開の『男はつらいよ』シリーズの第39作で、マドンナは秋吉久美子さんでした。

    寅さんの粗暴なテキヤ仲間が亡くなって、その息子が郡山から寅さんを頼って上京。

    予定調和のように柴又に帰ってきた寅さんが、彼を置いて逃げたという美人の母親を探すという物語だったよ。

    このテキヤの息子「秀吉くん」が、美人の奥さんから生まれたとは思えないくらいのサトイモ顔でした。

    で、旦那が粗暴だったとはいえ、実の息子を置いて逃げて、行く先々で男性絡みのトラブルを起こして各地を転々としている母親を「美人だから仕方ないよね!」で済ませちゃっているところが、男性主体の制作なんだと思いました。

    当時は女性が生きていくためには、男性と一緒になるのが一番だったの?
    ラストでまた母親が別の男性とつきあっているシーンが出てきて、次はうまく行くといいね…って心から思っちゃったよ。

    これ、美談じゃないよね?

    あと、小さな子供が急病になったときに一緒にいたからって、かなり年上の見ず知らずの男性とお互いを「母さん」「父さん」って呼び合うだなんて、このマドンナはまっとうな女性なのだろうか?

    今回は、和歌山→吉野(奈良)→伊勢志摩→二見浦とロケ地が変わるのが一番楽しかったかな…。

    満男くんが成長して「人は何のために生きてるの?」なんて言い出していたけれど、その答えに「ほぅ♪」ってわけでもなかったしなぁ…。

    だんだん寅さんもネタがつきてきた感じでした。
    タコ社長の娘の美保純さんがレギュラー化して、とらやも落ち着きがなくなったしね。

  • 人は生きている間に幾つかの心から感動するときに出会う
    自分のこと、親のこと パートナーや子供や友達、もしかしたらそれ以外の人なのかも知れない
    そんな時に心底「生きててよかった〜〜」と思ったなら、その時が人の生きている意味になるのかも知れませんね
    欲望を満たすだけでは得られないものなのでしょうね。

  • 1987年の作品。今から27年前なので、笹野高史がまだ髪の毛があってブラシで頭を叩いたりしているのがおかしい。自販機のジュースのプルが本体から離れるタイプなのが懐かしい。
    話は、知り合いの子どもの母親を探す旅で、これも行き先が分かってるなら電話したらというようなものだが、そこは不問にしてバタバタ。秋吉久美子と出会ったりする。「父さん」「母さん」と呼び合うなんてとこもどこかためにする話のような気もするし、母子の出会いなどは恥ずかしいくらいのベタな展開。
    まぁ39作目なんだし目くじらをたてず見ているうちは屈託のないドラマである。
    やたらとカラスが泣いていたり、通行人の仕込みなど舞台裏の丁寧さを見てるのも楽しい。
    「人はなんのために生きてるの?」「生まれてきてよかったということがたまにあるだろう。そのためなんじゃないか」寅さん流としてピッタリ。

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著者プロフィール

山田洋次(やまだ ようじ)
映画監督、脚本家。1931年生まれ。1969年に第一作が公開された、国民的大ヒット映画『男はつらいよ』シリーズ(全49作)ほか、『幸福の黄色いハンカチ』『学校』シリーズ『たそがれ清兵衛』『おとうと』『東京家族』『母と暮せば』など数々の名作を生んでいる。日本アカデミー賞最優秀監督賞3度のほか、国内外での受賞多数。2012年に文化勲章受章。
『男はつらいよ』50周年を迎える2019年に、第50作として新作が封切られることが話題になっている。

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