だいぶ積読にしていた。慌てて読了。
ゴールを設定するというあたり、苫米地理論の復習にもなってよかった。
下記にハイライトした個所をコピペ:
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黄色のハイライト | 位置: 389
アメリカのハーバード大学やコロンビア大学などの名門大学を含む全米 70 校以上の大学医学部では、「祈り」が治癒に与える力について真剣な研究が行なわれています。それらの研究では、医師や家族が患者の回復を祈ると、治癒率が驚異的に伸びるというデータが得られています。 こうした結果を研究者たちは、こんなふうに結論づけています。「他人に回復を祈ってもらうことにより、患者は自分が治癒したイメージを持ちやすくなり、その治癒のイメージが免疫力を高めて病気の治癒を促しているのだ」と。 これを本書の理論で説明すると、「祈りを契機に、健康で元気な自分に向かって脳の免疫力が働き、脳が体を書き換えた」ということになります。 単純化していえば、どのようなイメージを描くかが極めて重要なのです。
メモ結局、この世の人にとっては、祈りでさえ神様抜きになってしまう。
黄色のハイライト | 位置: 408
脳が外界と触れるのは、脳の入出力チャンネルである「モーダルチャンネル」(「五感」と「言語」を合わせたもの)を介してのみです。脳は、神経を通じてもたらされる電気信号によってのみ外界を認識します。 すなわち、 脳にとっては生命活動=「情報」 なのです。 私たちが生きているということ、生活しているということは脳にとっては「情報処理活動」なのです。
黄色のハイライト | 位置: 500
最強の健康法は、「自分は健康で長生きする。自分が病気になることはない」と確信することです。その確信によって健康な状態がコンフォートゾーンになり、その結果脳の免疫力が高まって強健な心身をつくります。それはつまり、「完全に健康で病気とは無縁!」というコンフォートゾーンさえ作れれば、さまざまな健康法に精を出さなくても健康でいられるということです。
黄色のハイライト | 位置: 524
ですから、健康な人が健康を維持し、いっそう元気ハツラツとしていたいなら、「自分は健康!」「今日も元気!」「絶好調!」と唱えるのが正しいやり方です。 何かの病気を患っている人は、「自分の病気は治る」と唱えてはいけません。無意識にとってそれは「自分は病気だ」と言い聞かせられているのと同じです。
黄色のハイライト | 位置: 795
レム睡眠中は脳内で記憶の整理が行なわれています。脳が記憶を整理するのは、精神を安定させるためです。したがってレム睡眠の質が悪い人は、精神的に不安定になります。
黄色のハイライト | 位置: 797
ノンレム睡眠中の脳からは、成長ホルモンの分泌を促すホルモンが出ています。ノンレム睡眠中に出る成長ホルモンが、傷ついた細胞を修復しています。細胞を修復する成長ホルモンはノンレム睡眠中にしか出ません。したがってノンレム睡眠の質が悪い人は、病気になりやすく、老化も早く進行します。
黄色のハイライト | 位置: 887
計算問題や音読やクイズで認知症を予防できるということはないでしょう。繰り返しますが「脳トレ」と呼ばれているものに、脳の老化を防ぐといった効果はないのです。
黄色のハイライト | 位置: 980
早期発見・早期治療をめざすというつもりなのでしょうが、私はいまのTPPにつながる外資系製薬会社のロビーイングにまんまとしてやられた結果だと思っています。 なぜなら、 うつ病は「幸せじゃないからなる病気」 だからです。
黄色のハイライト | 位置: 991
うつ病の治療法はただひとつ。本人が幸せになること。これしかありません。 SSRI等の処方は解熱剤と同じく、対症療法に過ぎません。
黄色のハイライト | 位置: 1,078
がんは不思議な病気です。もし、 がんがなかったとしたら、人類はすでに絶滅していたかもしれません。 というのも、がん細胞は周囲の健康な細胞のDNAを書き換えていきますが、これは、がん細胞によって突然変異が起こるということです。そして、突然変異が起きたということは、つまり進化を起こすこともあるということ。ですから、がんがなければ、人類は進化せず、滅亡していたかもしれないのです。人類という種全体にとって、がんは進化を促す重要な要因の可能性があります。
メモ苫米地氏にしては、ばかばかしいロジック。突然変異は遺伝しない。むしろ修復されさえもする。それゆえ今は進化と突然変異は無関係とされ、一般人だけが都市伝説のようにそれを信じている理論。
黄色のハイライト | 位置: 1,223
肩が痛くなると、肩を動かさなくなります。しかし、動かさないとすぐに石灰化が始まります。石灰化とは、腱や 滑液包 などの組織に石灰が沈着することです。痛いからといって動かさないでいると石灰化が進み、さらに痛みがひどくなり、本格的な四十肩、五十肩になるのです。
黄色のハイライト | 位置: 1,229
痛くても動かすことのリスクはゼロです。動かさないと石灰化が進むので、動かさないことの方がリスクが大きくなります。四十肩、五十肩の人は、痛くても動かすこと。
青色のハイライト | 位置: 1,869
これから脳の免疫力を高めていく皆さんは、オレンジジュースを飲むときは、ビタミンが体に入り、風邪のウイルスが次々と倒れていく様子などをイメージしながら飲むとよいでしょう。寝るときは、翌朝起きたら風邪の症状が完全に消えている元気な自分をリアルにイメージしながら眠りに入ります。そうして内部表現を「風邪」から「健康」に書き換えれば、風邪はすぐに治るはず
オレンジ色のハイライト | 位置: 1,957
一方、小説を読むのは体は使いませんが、小説世界の情報空間を現実世界の物理空間としてリアルにイメージするため、高次の脳機能を働かせ、脳機能の維持向上によいといえます。 まとめると、脳の健康のためにパズルやクイズの脳トレはあまり効果は期待できない。カラオケやマージャンは少しはよい。一人でいるときは小説を読むと脳によい。脳の健康を保つのに特によいのは、楽譜を見ながら楽器を弾くこと