無印良品の「あれ」は決して安くないのに なぜ飛ぶように売れるのか? 100億円の価値を生み出す凄いコンセプトのつくり方 [Kindle]
- SBクリエイティブ (2014年2月21日発売)
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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (148ページ)
感想・レビュー・書評
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無印良品の事例を中心に、企業や商品の価値を最大化するコンセプトの重要性を説いた本。
コンセプトとは企業理念を達成するための原理原則を短くまとめたもの。コンセプトがあることでブレることなく目的に向けて行動できます。そして、コンセプトを明示することで、自社の理念を広くアピールすることもできます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【コンセプトの作り方】
A.コンセプトではなく、型で物事を進める日本人
B.これがいいではなく、これでいい。
C.新しいコンセプトや戦略は、低い目線で、狭い領域を見ていては絶対に生まれません。競争のルールを変え、世界を変えていくには、物事を一旦分解して本質を取り出すこと、さらに取り出したいくつかの本質を組みあわせて、新しい仕組、体験に作り上げていく作業が必要です。
D.良いコンセプトは、必ず、行動を指示し、さらには行動を喚起します。コンセプトは、何よりも「未来への行動指示書」なのです。
E.すべてのプレゼンテーションは、聞き手に夢を抱かせるためにあります。新しいコンセプトで動くことがどんな成果を具体的にもたらすのか、関係者全員にメリットとして伝えます。
F.根本を議論せずに、枝葉に目を奪われているから、いつまでたっても自分の未来が見えてこない。見えてこないから不安につきまとわれ、自信がない。自信のない不安な眼で世界を見るから、未来はネガティブなことに満ちたものに思えてしまう。
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