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- / ISBN・EAN: 4988104850850
感想・レビュー・書評
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モテモテなんだけど必ずフラれるユキヒコに絡む女性たちとの物語。
動きがゆったり描かれていて、ユキヒコ自身のゆるい感じがよくでている。これがオバちゃん(阿川さんゴメンナサイ!)から中学生までモテる秘訣なのかな?
中学生みなみとの関係性がゆるやかに変わっていく様がみていて心地よかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ニシノユキヒコは仕事もルックスもセックスも全て良く、出会う女性全てを魅了するが、最後は必ず女性の方からふられてしまうのだった。
ニシノユキヒコと付き合っていたこのとある 母 夏美を探しに、ニシノの葬儀に来た みなみはサユリと出会い、ニシノと女性たちの話を聞く。
この間訪れた映画館ジャック&ベティが出ていると聞いて借りてきた。
ニシノユキヒコはモテるけど、嫌味な感じは全くなく、
「ニシノくんが幸せでありますように」と思えてしまうのだった。 -
前半は意味があるんだかないんだか、ふわふわした長回しシーンが、ちと眠かったけれど
いちゃいちゃシーンの長回しは、かわいかった
好みとしては竹野内豊より妻夫木聡の方がいいのになぁ、と思っていたけれど、いつのまにか竹野内豊もいいかなぁと、だいぶほだされていた(笑)
ニシノくんの恋の遍歴を語る阿川佐和子さんが素敵だった -
ニシノユキヒコのかわいそうさは全く伝わってこなかったけど、魅かれたり嫌になったりしょうがないなこの人と思う気持ちはよく分かった。原作の雰囲気よりずっと色男だったニシノユキヒコの、少女マンガみたいなセリフが意外とよかった。他に面白かったところは、日本語の語尾の微妙さ、声がいいことでイケメンぶりは倍増するということ、阿川佐和子さんの登場で単調だった流れが一気に華やいだところ。
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女優陣のキャスティングに魅かれて鑑賞。モテまくる男に竹野内豊はハマり役だったとは思うが、女性目線過ぎてやや退屈。作品固有の空気感の演出なのか、物語が展開しないまま挿入されるカットの多さに落ちそうになることしきり。間を省いてコンパクトにまとまっていれば面白いシーンも多かったのに、という感じ。
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穏やかであたたかで愛に溢れた光景
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あまり期待していなかったけど、原作を上手く料理して、これはこれで、ほんのり可笑しい独自の味わいをもつ映画にしあげてる。竹之内豊のニシノが、けっこういい味だしてます。白ハットに白スーツでバナナパフェ食べるところとか、女の子の部屋に猫と一緒にねそべってても違和感なかったりとか。原作の、そつなく優しく冷たくて、しかし凄味があるほどの淋しさを抱えているニシノのキャラクターとはまったく異なるけれど、映画では小説のあの表現はできまいからなあ・・・深みに欠けるが、女の子に警戒心を抱かせないダメボンの映画ニシノも、まあ、これはこれでよしとしておくか。
ただなあ、川上弘美の小説が原作なのに、ときどき言葉の使い方が雑なのは気になるわ。
「女の子の望みが超能力のようにわかってしまう人」と、おばさまが一言で説明しちゃったり、少女の母が「恋と愛は違うのよ」と語っちゃったり。もうちょっとさー、違う言い方で表現してくれよ、と脱力しちゃった。
で、もやもやしたあげく、今、原作を読みなおしているところです。 -
ニシノくんはとっても心地いいんだ。女の強がりとかしんどさを何も言わずに受け止めてくれて、ふわふわーと甘えられてにゃーんと猫になれて。竹之内くん素敵だったな…甘えたいなーーーー
(@早稲田松竹)