グリーン・レクイエム (講談社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 懐かしい!

    高校生依頼、30年ぶりに読了


    中原中也、朔太郎、ショパン、オレンジペコの紅茶とか、昔は憧れてたなぁと感慨深い

    新井素子さんのおかげでSFを読むようになって
    星新一、眉村卓、高千穂先生のダーティーペア、
    栗本薫…とどんどん世界が広がったんだなぁ

    中高生の時期にがっつり影響を受けた

    ペリーメイスンもかな?


    そこから、クリスティとかポーとか海外推理小説へ
    もはまったわけだから、影響恐るべし(^^)


    表題作は当時すごく新鮮に読んでいた
    今だともう少しじっくり長編で読みたかったなぁという感じ

    同録の、週に一度のお食事をは
    ドラキュラになったのにのほほんとしてる人たちで
    宇宙魚顛末記も、
    妙に人好きのする悪魔がでてきて
    楽しい短編。

    これぞショートストーリー


    グリーンレクイエムで揺さぶられた心を
    ゆるーく解してくれるw

  • 短編集
    吸血鬼の話が結構好きです

  • ラジオで紹介されていて読んだ本。
    いろいろ考えさせられました

  • 新井素子さんが若い頃に書いた作品ということもあって、初めて手に取ったのも著者と同じくらいの年齢だったのでその時は抵抗はなかったのですが、歳をとるとやっぱり読みづらくなるものですね笑10代の頃はすごく好きだったんですが……29にもなると、文章、内容ともに物足りないような気がしてしまいます。
    それでも、著者が訴えたいテーマはわかりやすいし、共感できるところあり、考えさせられもする。
    短編が3部。そのどれもがファンタジー感溢れる設定で、結構ぶっ飛んでいるのに、現代社会と溶け込むような物語。恋愛、社会問題、若い子の悩み、生死。
    これを著者は10代の終わりに書いたのだと言うから驚きです。
    一人称の文章はやっぱり癖があって得意ではないのだけど、何だかんだ新井素子さんの本は手に取っちゃいます。

  • 学生時代に購入した本の1つ。なぜこの本に出会ったのかは、まったく覚えていません。10年ぶりくらいに再読。たまにこういったファンタジー系も、読んでみるのも楽しいですね。

  • 短編SF集。
    光合成で生きていけるなんて、相当な変換効率だなぁなんて無粋なことを考えてみたり。
    ある種の禁じられた恋の要素が物語の悲壮感を高めています。

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著者プロフィール

1977年「わたしの中の・・・・・・」が奇想天外新人賞佳作に入賞し、デビュー。以後『いつか猫になる日まで』『結婚物語』『ひとめあなたに・・・』『おしまいの日』などを発表。1999年に発表した『チグリスとユーフラテス』が第20回日本SF大賞を受賞。

「2022年 『絶対猫から動かない 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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