大富豪同心 : 7 水難女難 (双葉文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 大雨で江戸の米倉が浸水。米不足に不満を持った町人を焚きつけて三国屋の打ちこわしを狙う女盗賊のお峰。今回は卯之吉あまり出番なし。最後に三国屋に出向いて打ち壊しを辞めさせようとしたが、タイミングよく源之丞がコメを運んできてめでたしめでたし。卯之吉の周りが見事に動いて事件解決。女盗賊のお峰って、やる事がどうも小物感満載なんだよなぁ。

  • 登場人物も親しみが沸いて、楽しく読み進める貴重なシリーズ。
    さすが大富豪のおじい様、孫馬鹿ではあるけれど、江戸一の札差としての喜捨っぷりが凄い!でも卯之吉の遊興費がw
    ただ、うーん。悪役がちょっと魅力がなさすぎる。なんかコバエのようにうざい。

  • 去年の関東の大雨被害の記憶が生々しいので読んでいて少し怖かったよ。
    大雨被害から打ち壊しに至るまでの過程がとても上手に分かりやすく書かれていて勉強になったな、
    この作品では悪党を倒す話よりもそっちの
    大雨米がなくなる打ちこわしが起こる、解決すると言う物語のほうに興味が引かれた。
    とても面白かった。

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著者プロフィール

一九六八年、栃木県生まれ。武蔵野美術大学造形学部卒業。テレビ局嘱託職員を経た後、CM製作会社勤務。イラストレーターとして広告に挿絵などを描いていたが、一九九五年、フリーライターに転じ、実録物など、数多くの媒体で活躍。二〇〇八年「天下御免の信十郎」シリーズで、時代小説作家として文壇デビュー。人気を博す。

「2021年 『騎虎の将 太田道灌下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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