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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (580ページ)
感想・レビュー・書評
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スティーヴン・キングが「死の舞踏」で頻繁に取り上げていたものだから読んでみることに。今まで夏休みのテレビの洋画劇場でしか観たことのなかったドラキュラの原典に触れた!こんな話だったのね!読んでみると思っていた以上にモダンホラーのテイスト。19世紀に書かれたものとは思えないようなエンタメ性。蒸気機関に始まり電気もふんだんに使用されるような科学文明化した西ヨーロッパと旧トルコ支配の東ヨーロッパの伝統との断絶がまだ深かった時代。その当時の科学対伝説の闘いとも読めます。猛烈な低気圧の暴風雨で部屋に閉じこもって読みましたが雰囲気盛り上がります。これをテキストにキングがどのような講義を行なっていたか興味がわいてきます。
電子書籍があったため角川版を読んでしまいましたが表紙絵が最悪。東京創元社版で読みたかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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