僕だけがいない街(4) (角川コミックス・エース) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 19
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感想・レビュー・書評

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  • ついに再度のデカい再上映が起こった。
    前回の失敗を踏まえ、とうとう雛月を救うことが出来た。
    ・・・のは本当なのだろうか?
    そう簡単に歴史を変えることができるのだろうか?
    しかも犯人の特定には至っていない。
    雛月を救っただけで現在の状況を変えることが出来るのだろうか?
    すげー気になりながら次巻へ。

  • 2度目のリバイバル?3度目の?同じ「今日」の繰り返しのようで悟の意志で少しずつ変わっている過去。救えたかもしれない。じゃなくて、絶対に救うんだという明確な意志。さりげなく。と思えど、そこはそれ浅はかさは垣間見えるが「小学生」の浅知恵に転化してけっかオーライ。友達との関係も変わる。あの頃はただの上っ面の友情だったかもしれないが、加代を救う気持ちから周りの友人たちにも接する態度が変わってくる。「未来は常に白紙だ。自分の意志だけがそこに足跡を刻める」

  •  恐らく最初にハードルを上げすぎて居たんだと思うんだけれど、あまりはまれなかった。私が実は「ミステリのルール」にこだわる人間だったらしいと言うことが分かった。

     「リバイバルの発現条件が不明確」たぶんコレにつきる。
     何度か何分か分からないけれど、過去に戻る……では、「あー。うん。どうせ失敗してももう一回やり直せばいいよね?」という気持ちになってしまう。
     困ったら何とか出来るってのはもはやミステリでは無くファンタジーだ。

     恐らく作者さんの脳内では厳密なルールが有るとは思うんだろうけれど、先に提示されたほうがすっきりしたなぁ。
     完結してから読み返すと「ふぉぉぉ! こんな訳だったのか!」となりそうな気もするけれど。

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著者プロフィール

北海道出身、千葉県在住。第40回「手塚賞」佳作。第41回「手塚賞」準入選。1995年「アフタヌーン四季賞 春のコンテスト」準入選。代表作は『カミヤドリ』(角川書店刊)、『鬼燈の島』、『魍魎のゆりかご』(スクエア・エニックス刊)など。

「2022年 『夢で見たあの子のために (11)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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