リベンジ・マッチ ブルーレイ&DVD セット (【初回限定生産/2枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray]
- ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4548967091960
感想・レビュー・書評
-
スタローン(ロッキー)とデニーロ(レイジングブル)というボクシング映画のマスターピースの主役たちが、おじいさんになってボクシングをするという企画だけで面白そうな映画。
実際、安定した作りで、ねらい通りの映画となっている。
とがった演出はなく、リラックスして見れるコメディー。
2大スターが上手くかみ合っている。
観客が期待するである要素をまんべんなく満たした、学校の通信簿であれば、全ての教科が5段階の4以上とっているような優等生な印象。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シルヴェスター・スタローンとロバート・デ・
ニーロがボクサー役で夢の競演を果たしたアクション作品。因縁のライバルであったボクサー
二人が30年の時を経て再びリングで戦う。
一人の女性を巡る過去の遺恨や、絶縁していた
息子との和解という苦難を越えて誇りを懸けて
戦う二人の姿に胸を熱くされられました。
すっかり体がなまっていた二人は再戦に向けて
猛特訓を行うが、懸垂は一回しか出来ず自力で
引っ張っていた車に全身をぶつけてしまうなど
大苦戦し、生卵の一気飲みや精肉工場に吊され
た牛肉を殴ろうとするといった「ロッキー」の
パロディの場面は笑えました。 -
スタローン&デ・ニーロが演じるのは1980年代に全盛期を誇った2人の伝説の元ボクサー。
かたや“レーザー"ことヘンリー・シャープ(シルベスター・スタローン)。不器用を絵に描いたような寡黙で生真面目な男、今は造船所で働く独身の労働者。
かたや“キッド"ことビリー・マクドネン(ロバート・デ・ニーロ)。チャラいお調子者のスケベ野郎、今は自動車販売とレストラン経営で大成功。
何から何まで対照的なキャラの彼らは、過去に遺恨を残した宿命のライバル同士だ。かつて対戦したタイトルマッチで1勝1敗のまま勝負がつかず、しかも私生活ではオンナをめぐるトラブルを抱えていた。
ずっとモヤモヤしたまま30年。そんな彼らに再びリングで戦う機会が訪れる。
もともとは「あの人は今」的なキワモノ企画だったが、いつしか大観衆に囲まれた世界中が注目する世紀の“リベンジ・マッチ"に!
ロッキーでブレイクしたスタローンとレイジングブルでブレイクしたデ・ニーロが対決するという夢の映画であり、「ロッキー」「レイジングブル」の続編的な映画です。スタローンは車をロープで引っ張るトレーニングをすれば車におしつぶされそうになり、デ・ニーロは縄跳びをすれば「胸が揺れてる」と突っ込まれ、年寄りの冷や水と笑われても踏ん張って頑張る姿をセルフパロディを含めたユーモラスな語り口で描いていて、じんわり力がわいてくるアクションコメディの佳作です。 -
老人2人の殴り合いは観たくないなあ、と思いつつもスタローンvsデ・ニーロの魅力に負けて視聴。
デ・ニーロの方のボクシング映画は観てないけども、ロッキーのエイドリアンが浮気していたらっていうIFストーリーですわ。
精肉工場で生肉を叩こうとしたスタローンが「なんでも殴ろうとするな」と叱られるなど、パロディやオマージュが散りばめられていて面白かった。
なんだかんだぐっとくるラスト。 -
80年代に世紀の一戦をした二人の名ボクサーが30年ぶりにリマッチ。
スタローンだけでなくデニーロも名作ボクサー映画をやってたのか。大きな感動はないけど小ネタが満載で決して悪くはない。
しかし二人ともそれなりに体をつくってくるからすごいよね。
最後のリアルチャンピオン二人は笑った。 -
娯楽作品と思えば楽しめる。
しかし内容とは関係ないエンディングに出てきた本物の元世界チャンピオン2人が最高に笑えた。 -
スタローンとデニーロがボクシングするってんだからそれだけで内容がくだらなくても映画好きな連中は許容だと思うけど、意外にもちゃんと面白かった。見せ場の配分的にもバランスが取れててどっちが美味しいとかなくてその辺もよく出来てます。そして絶対に適当に端折るだろうと踏んでたクライマックスの試合がちゃんと試合してて驚愕。エクスペンダブルスのスタローンはまだしも、デニーロがトランクス一張でガチ殴り合いシーンってこれよくやったよ、素晴らしい。
-
両俳優の往年のボクシング映画のパロディ。知っている人なら、ところどころニヤリとさせられるシーンもあるし、それなりに楽しめた。エンディングも、落としどころとしては、うまくやってるかな、という感じ。
-
「ロッキー」のシルベスター・スタローンと「レイジングブル」のロバート・デ・ニーロが激突するボクシングドラマ。
“若い頃にピッツバーグのボクシング界で実力を競い合っていた、ヘンリー・“レイザー”・シャープとビリー・“ザ・キッド”・マクドネン。全米で注目を集めていた2人のライバル争いは、1勝1敗という対戦成績で迎えた運命の第3戦の前夜、レイザーが突然引退を発表して幕を下ろした。それから30年が経ち、金儲けのチャンスだと確信したプロモーターから「もう一度リングに上がり、今度こそ決着をつける」というオファーが2人のもとに舞い込む・・”
ストーリーはここ最近のスタローン作品の例に漏れず、無難。The無難。そこそこ面白い。まぁ相手役がデ・ニーロの段階でファンサービス映画であるのは明白なんだけど、このじじい二人が本当頑張りますw
二人の老いた元スターボクサーが人生最後の試合に挑むまでの困難や苦労を描くんだけど、この辺はご都合主義全開ではあるものの、アラン・アーキンやキム・ベイシンガー、TWDでシェーン役だったジョン・バーンサルの好演で飽きずに観れた。要所要所のパロディや小ネタも気が利いてて「ぷぷっ」とは出来る。
しかしこの映画はやっぱり最後の試合のシーンに尽きる。まだまだ筋肉は衰えしらずのスタローンとは対照的に完全にじじいの身体のデ・ニーロは観てるこっちが心配になるレベル。でもこのシーンでデ・ニーロは代役を立てずに全て自分で演じたそうです。最初はこんなじじいたちがボクシング?hahaって観てたのに試合のシーンでは手に汗握って観てしまうこの感じはこの映画その物と見事にリンクしていて、非常に良かったです。
本国でも評価はイマイチらしいですが、スタローンとデ・ニーロのファンであれば文句無く楽しめるし、スポーツドラマとしても非常に良く出来た作品だと思いました。ただし、ストーリーは無難(笑)