システムインテグレーション崩壊 ~これからSIerはどう生き残ればいいか? [Kindle]
- 技術評論社 (2014年6月5日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (131ページ)
感想・レビュー・書評
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従来型のSIでは、利益も出ない、ユーザーのニーズにも柔軟に応えられない、というわけで、これからは、クラウドを活用したり、仕事の進め方もより柔軟に、合理的に、スピード感を持って。というのは、SIだけでなく、多くの日本企業のビジネスに当てはまりそうですね。。
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ITの製品・サービスは日々コモディティ化が進み、競合他社との差別化をはかるには、顧客ニーズを起点としたソリューションの提案から、顧客の変化を促すイノベーション、ビジョン、デザインなどの提案・共有が重要。なんだか、20年前ぐらいから聞いている気がするような。
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SIビジネスには大きな課題があります。それは、工数積算で金額が決定するにも関わらず、成果保証(瑕疵担保責任)を負わされることです。
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Kindle版で読了。
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タイトルは、本当に崩壊すると言いたいわけじゃなくて、破壊的創造が起こる(必要としている)ことを指している。
はじめ中小 SIer 向けかなと思ったが、そういうわけでもない。
大手 SIer は、この本で言われているようなビジネスモデルの変換を既に考えていそうだが、まだ世の中に浸透しているとは言い難い。
長年問題視されていることだけど、そろそろ本腰を入れないと(グローバルな世界は)生き残っていけませんよ、という感じか。