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感想・レビュー・書評
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せっかくいい訳なのに、なんでタイトルをカタカナにするんだろう。シングなんて言われたら歌うのかと思ってしまう。文中に頻出する「一つのこと」をなぜ使わない?とタイトルには文句があるが、内容は予想以上によかった。もともと翻訳仕事の参考にと読み始めたら、けっこうつきささってきた。ともかく大きい目標を掲げて、それを達成するには今年なにをしなければという目標、それを達成するには今月。。。というふうにだんだん細かくして、今しなければならない一つのことに集中せよという主張。タイムマネジメントは昔から工夫してきたけれども、やはり大きい目標を掲げていないと大きなことは達成できない。会社勤めではないので上司の邪魔が入ったりというようなところは状況がかなり違うし、その一つのことをすれば、他のことが不要になるような一つというのが、現実にはどういうことなのかはまだわからないけど、ともかく大目標を先に掲げることの重要性だけは腑に落ちた。野球の大谷選手みたいにやればいいわけだ。
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あれもこれもと、手をつけたくなる。
いつのまにか、頭は別のことを考えている。
集中して取り組んだ方が効率が良い、とは知りながらも、なかなか集中できない。
さらには、「この道一筋」で進んで良いのだろうか、正しい道を選べているのだろうか、不安になってしまう。
「集中する」ということに対して、なかなか悩みを振り切れないでいる自分がいます。
そんな迷いから救い出してくれそうな本があると知って、読んでみることにしました。
本書は大きく3つのパートに分かれています。
・生産性に関して、一般には言われている/信じられているが、実際は間違っていること
・どうしたら生産性を高め、成功したと思える人生を歩めるか
・幸せな人生とはどういうものか、どうしたら手に入れられるのか
集中や選択に関する本を読んだ人には、類書との共通性に目がいくかもしれません。
ただし本書は、集中して取り組むことの大切さを、わかりやすく伝わりやすく書いているという点で、特に人生の岐路に立っている人には、背中を押してもらえる一冊だと思います。
個人的には、ドミノ倒しのイメージや、制限を設けず大きく考えること、といったあたりが、特に心に残りました。
読んで「良い本だったなあ」で終わってはもったいないので、読みながらひらめいたアイデアを、一つづつ実行していきたいと思います。
「集中力」に関する本;
『フォーカス』ダニエル・ゴールマン
https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/4532320429 -
人に勧められて読んだ。
37歳くらいまでに読んだら共感出来たかもしれない。
なんだろう、合う合わないなのかなぁ。
リソースを削って、集中は、わかる
練習とかを1万時間やるというのは、よく聞くためそうなんだろうと思う。
禁煙のときがそう。目標を言葉にする。進捗を人に伝える。
で、禁煙出来た。