【カラー版】怪魚ウモッカ格闘記 インドへの道 (集英社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 結局最後まで著者である高野さんが現地には赴かないという衝撃の冒険譚。

  • 高野秀行さん紹介

    知る人ぞ知る冒険家でありノンフィクション作家の高野秀行さん。

    「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、それを面白おかしく書く」がモットー。
    とホームページに記載のある通り

    奇人変人の類ですが、物凄い知的な文章を書かれる方です。


    デビュー作が『怪獣ムベンベを追え』ということからも分かるように
    良い意味でも悪い意味でも行動力があり、
    ムベンベなんて居るわけないじゃんと思いながらも
    高野秀行さんの行動から目が離せなくなること請け合いです。


    もちろん全ての人にお勧めできる作家ではありませんが
    人とは違うことをすることに価値観を見出す方には是非読んでもらいたい本


    面白おかしくも知的、同じく冒険家である角幡唯介さんとは
    正反対の文章ですが、角幡さんのファンも面白く読めると思います。

    <h2>
    怪魚ウモッカとは何か</h2>
    高野さんがブログか何かで探し物を募集した際に、
    ウモッカという魚を発見する書き込みがあったことから
    物語は始まります。


    ウモッカは

    古代魚のようなサメのような魚であり
    体長は約2メートル程度、シーラカンスとサメの中間くらい
    ヒレが足のようになっていおり、トゲトゲしたエラがある

    という外観であるそう。

    高野さんはこのウモッカに「本物の匂い」(実在するのではという予感)を感じ
    発見者本人や、古代魚などの専門家などと議論を重ね

    半ばウモッカの存在を確信するように
    インドへ出発します。


    途中、そのウモッカの模型を作成したりビラを作成したり
    現地語であるオリヤー語などを日本で習得するなど

    <b>行動全てがぶっ飛んでいます。</b>


    ぶっ飛んでいるのですが、高野秀行さんだからねという気持ちと
    文章が知的であるために全く飽きることなく読み進めることができます


    <h2>
    インド入国とその後</h2>
    高野秀行さんは過去、インド
    で密入国で捕まっています

    その顛末を記載した『西南シルクロードは密林に消える』という
    本に詳しいので、こっちも読んでみると面白いです。
    (僕はこっちの方が好き)


    そんな高野氏は無事にインドに入国できるのかというところも
    本書の山場の一つです。

    本当に色々なことを思いつく人だなと。



    <b>「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、
    それを面白おかしく書く」がモットー。</b>

    ここまで出来る人なんて、そういないです。


    最近、好きなことで生きていくという本が話題であり
    好きなことでしか生きていけない世の中になるという論調の本が
    出回っていますが、
    高野秀行さんはその奔りなんじゃないかなと思ったりもします。


    人とは違うことをしたいと思っている人や
    思ってたけど、結局同じことをしているなーと悩んでいる人に
    ぜひ読んで欲しい本です。


    ブログやってます

    こちらもアクセスしてくれると嬉しいです。
    http://www.subaryman.com/

  • 「格闘記」「インドへの道」というところがミソかな。キタさんの活躍に注目。「神に向かって走れ」と併せて読むと面白い。

  • いやー、これはないだろ高野秀行……。

    出版する価値のある話ではなく、辺境作家としての名を貶めこそすれ、高めるものではない。まあ、何とか洒脱な筆致で読めるは読める本になっているので星3つ。

  • 人生は旅のごとし。旅もまた人生のごとし。ゴールに辿り着くことが楽しいのではなく、ゴールに辿り着く過程を楽しむということか。「腰痛探検家」で知った高野秀行さんの約10年前の作品。インドで目撃されたという、サメのようなシーラカンスのようなワニのような背中にトゲトゲのある怪魚ウモッカを探しに行くことにまつわる格闘記。本書には、「腰痛探検家」の中でも少し触れられている腰痛回復部分が出て来たりもします。高野さんの本には自虐的な文章が随所に出てきてそこが面白い。読んでいてクスッと笑ってしまう。

  • 面白い。旅立つ前の高揚感、海外で起こるハプニング(政府関連は特に)は怖い。海外旅行を始めたばかりの頃を思い出した。

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プロフィール

1966年、東京都八王子市生まれ。ノンフィクション作家。早稲田大学探検部在籍時に書いた『幻獣ムベンベを追え』をきっかけに文筆活動を開始。「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、それを面白おかしく書く」がモットー。辺境地をテーマとしたノンフィクションや旅行記等を多数発表している。主な著書に『アヘン王国潜入記』『未来国家ブータン』など。『ワセダ三畳青春記』で第一回酒飲み書店員大賞を受賞。『謎の独立国家ソマリランド』で第35回講談社ノンフィクション賞、14年同作で第3回梅棹忠夫・山と探検文学賞を受賞。

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