DV(ドメスティック・バイオレンス)――殴らずにはいられない男たち (光文社新書) [Kindle]

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  • 何組ものDV加害者被害者へのインタビューに基づいて書かれた力作。加害者たちの発想や発言には、どうしてこうも共通点が多いのか。この本が出版された2001年に、日本でもDV防止法が誕生した。その後の加害者被害者ケアはまだまだ十分とはいえず、身体的暴力を伴わないDVも深刻化している。男性著者による、本質を捉えたDVへの問題提起に、拍手を送りたい。

  • 被害者だけでなく加害者の心境を研究することは大事だと思うが、「殴ってる俺らだってツラいんだよ!」と言われても、「うるせーバカ」でとしか思えない。

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著者プロフィール

1966(昭和41)年、東京生れ。早稲田大学第一文学部卒。ニューヨークの日系誌記者を経て、ノンフィクション作家に。戦争、犯罪事件から芸能まで取材対象は幅広く、児童書の執筆も手がけている。『ガマ 遺品たちが物語る沖縄戦』(講談社)は、厚生労働省社会保障審議会の推薦により「児童福祉文化財」に指定される。著書に『妻と飛んだ特攻兵 8・19満州、最後の特攻』(角川文庫)、『消された一家』(新潮文庫)他多数。

「2018年 『ベニヤ舟の特攻兵 8・6広島、陸軍秘密部隊レの救援作戦』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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