大名やくざ (幻冬舎時代小説文庫) [Kindle]

著者 :
  • 幻冬舎
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レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (145ページ)

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第1作目でKindle無料になっていたので読んでみた。設定とキャラ紹介の序章という感じ。
    侠客の大親分の孫である虎之助は、旗本の養子に入って次期当主。武士とヤクザの二足のわらじという荒唐無稽な男がヤクザの縄張り争いや藩の跡目騒動をかき回す。
    本人のアイデンティティはあくまでもヤクザで、その目線で武家を翻弄してのし上がっていくのが爽快である。痛快娯楽時代劇にするといいかも。

  • 爽快感あるストーリーで、暇つぶしに読むのに適す。

  • 単純に面白い。

  • 図書館で。
    妻はくのいちの人のシリーズなんですね。軽快なテンポでお話が進むので読みやすい。けどヤクザな大名かあ…微妙だなあ…。という訳で続きを読みたい!!と言うほどでもないかなあ…

  • 【きっかけ・目的】
    すかっと、面白い本が読みたいと思い久しぶりに時代小説を手にとった。
    面白いと評判だったので読んで正解だった。

    【感想】
    軽妙な語りでポンポンストーリーが展開していくのが気持ちよかった。有馬虎之助。旗本の冷や飯食いかと思いきや一気に本家久留米藩有馬家の跡取りに。片やでヤクザの孫ときたもので市中を生き生きとした様が主人公に厚みが出ていた。

    実在した人物をもとに元禄期の江戸を舞台にバッサバッサと練り歩き目まぐるしく展開するストーリーに何が起こるかわからない展開が良かった。

    【終わりに】

    大名の跡取りになった虎之助の行く末が楽しみだ。

  • 有馬虎之助は三千五百石の大身旗本の次期当主。もともとは三百石の旗本石野家の5男、しかもやくざの妾腹。やくざの孫なのである。遠山の金さん的ではあるが、やくざな町人ではなく、本物のやくざなのである。
    その戦いっぷりもやくざそのもの。卑怯な戦法は当然、きれいいごとばかりの武士道などくそ食らえ、なのである。よく時代劇で主人公たちが構えているときに悪役たちは斬らずに待っている感じだが、虎之助にかかればあっというまにやられてしまうのだろう。
    亡くなってしまう久留米藩当主、身体の弱い頼旨が憧れるのも無理はない。その交流が切なかった。
    文体はかしこまっていない分読みやすく、テンポが良い。すごく現代調で違和感を覚えるほど。それは悪くないと思う。ただ「妻はくノ一」と一緒で、「え? ここでおわり?」の作りがなあ、何だか納得いかないんですよね。「妻はくノ一」よりはいいけども。続巻があるのはわかるけど、きちんと1話ずつ読み応えがあってある程度納得できる形にしてもらいたいなあ。中身は面白いけども、終わり方が中途半端な気がして、星3つ。

  • いわゆる歴史小説を読むのはこれが初めてだったのですが、楽しく読むことができました。
    言葉の言い回しというか難しい単語もなかったためストーリーにもどっぷりつかることができました。
    セール中で無料で手にすることができたんですが、続きも気になるので、2巻目、3巻目もできるだけ早く、熱が冷めないうちに手にしたいものです。
    しかし、やくざ物っていうのもそんなに読んだことがなかったんですけど、歴史物という側面もあるのでしょうか?人がけっこう死にます。
    そして、仁義に熱い人たちと、曲がったことが大嫌いな一本筋の通った主人公の振る舞いがすごくかっこいい作品です。

  • Kindle無料本で入手。
    時代劇で一番読んでいるのが池波正太郎だったせいか、最初は「文体が若いなー」という印象が。
    ついでに、設定も若いというか、TVみたいというか。なので、人間的な深みなどを求めてはいけない分、ちゃきちゃきとしたテンポの良さで楽しく読めた一冊。

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プロフィール

1951年福島県生まれ。93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞。2002年、第1回北東文芸賞を受賞。15年「耳袋秘帖」シリーズで、第4回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。15年『沙羅沙羅越え』で第21回中山義秀文学賞受賞。

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