Shall we ダンス? [DVD]

監督 : 周防正行 
出演 : 役所広司  草刈民代  竹中直人  渡辺えり子  徳井優  田口浩正  草村礼子  柄本明 
  • KADOKAWA / 角川書店
4.12
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本棚登録 : 95
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988111289896

感想・レビュー・書評

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  • タイミングがあればたしなむ程度にダンスを習うのも良いなと思える。
    優雅な話でもなくドタバタコメディでもなく、でも良い話。草刈民代がちょっと棒読み感がある?のがそっけなくていいのかもしれない。夫婦揃ってダンスの道に、という流れだと思ってたので、最後まで杉本一人の生きがいや笑顔の話になってしまったのが惜しいなと思った。

  • ちょっと、言葉に尽くせないくらいに、途轍もなく大好きな映画です。大昔に観て、その時も心をうち抜かれて、つい最近ひっさびさに観返したのですが、やはり同じ感動で心を撃ち抜かれました。まったく、まっっっったく!古びていない。感動が。それがまた凄いな、って思いましたね。

    観返して思ったことは。これ、1996年の映画なんですが、2021年に観返して思ったことは。

    ・役所広司、柄本明、わかっ!若い!

    ・いわゆる端役で登場する俳優さんを観てみると。男性陣の服装、顔つきと比べると。女性陣の服装、顔つき、2021年現在と、隔世の感がありますねえ、、、全然違うな、って感じ。男性って、基本的に、30代くらいから、時代による服装の変化って、あんまり無くなるんでは?って思いました。日本の女性のファッション、顔つき(いわゆる化粧、なのか?)って、1996年当時と、2021年現在って、世の中的に、ぜんっぜん違いますねえ。ホンマに全然違う。凄いなあ、って思った。同じ国なのか?ってくらい違う。

    ・自分が観返して、ストーリー覚えてるから、なのかもしれませんが、映画として基本的にめっちゃ丁寧ですね。というか、説明上手?というのかなあ?カメラのフォーカス当てる場所とか、なんか、凄くこう「ここが重要ですよ」って教えてくれる感じで。周防監督って、丁寧な画を撮るんだなあ、みたいなん、感じました。

    ・渡辺えり子演じる、高橋豊子。あのガンガン押しの強いアクの強い、いわゆる「ザ・おばちゃん」って役どころのあの女性のキャラ設定でいっちゃん「分かる!」って思ったのは、ダンス教室に来るときは、多分、いっつも、ルイ・ヴィトンのモノグラムの「キーポル」の、多分、いっちゃんデカいサイズ?で登場してたところ。あのキャラ設定が、なんというか、的確過ぎて最高だった。ヴィトンで見栄を張る。普段はシングルマザーで娘を育てるために仕事バンバン掛け持ちして疲労でぶっ倒れるほどなのに色々カツカツの生活してるだろうに、ダンス教室の衣装はヴィトンのデカいバッグにガーンと入れてアタシは登場するのよ!っていうあのキャラ設定。分かる。分かりすぎる。その気持ち。キーポルの一番デカいヤツ、ってのが、また、いいんだ。見栄を張る。でも、ちゃんと、一番容量良い、コスパの良いヤツにする。そのキャラのバランスよ。あっこの設定、すげえ好きなんですよ。ま、俺が勝手に、思い込んでるだけなのかもしれませんが。

    ・役所広司が、仕事行く時帰る時、自宅から駅まで、自転車で往復するやないですか。あの時の風景のあの感じ。あれぞ日本。あれこそが邦画の素晴らしさ。だと勝手に思ってます。繰り返される「ああいう感じ」。場面場面で役所広司のチャリを漕ぐテンションが違う。「あの感じ」も含めて。あの繰り返しの描写が、凄くもう、凄く好きですね。最高だなあ、って思いますね。

    ま、ホンマに、自分の中では、ほぼほぼ究極に近い映画の一つです。なんらかの理想の一つを表現している映画です。とにかくまあ、途轍もなく好きですね。ただ好きなんじゃないんだよ。「愛しちゃってる」映画なんですよ、コレは。どれだけ賛辞を言っても言い足りない映画です。僕にとっては。周防正行監督、本当にありがとうございます。

  • 何度も見たくなる映画。
    この映画を見るといつも元気が出る。

  • 小学生の頃から金曜ロードショーであると必ず観ていた。
    動機は少し不純でも、始めることに遅いことはない。

  • 随分前に観て、それから何度か観ている作品。「生きがい」って大事だよなぁって、観るたびに思う。草刈民代の姿勢やまっすぐさがすごくキレイ。いつかボールルームに行って、社交ダンスもやってみたいな。

  • 最初に見たのは高校生の時で、そこから何度も見る機会があったのですが、何度見ても竹中さんに持っていかれる笑。竹中さんの演じている彼は本来、あそこまでの存在感のある男ではなく、ちょっと空回っていて、どちらかといえば冴えない男だと思うのに、その冴えない男であるという印象はそのままに、妙にインパクトのある男に仕上がっていて、不思議なのですね。大人しい男であるように見えるのに、存在感がすごい。

    音楽も良いですし、コミカルなシーンも多く、良い映画だと思います。

  • 「王様と私」の挿入歌「Shall we dance」をメインに据えた日本の映画。
    冴えないおっさんが恋をしてダンスにのめり込んで行く過程は魅力的だが、何よりも脇役たちが最高に良い。

  • 主演に役所広司を迎え、平凡なサラリーマンが社交ダンスと出会って生きる喜びを見出す姿を描く。日本トップ・プリマの草刈民代ほか、竹中直人、渡辺えり子ら個性派俳優が共演。

  • 登場人物に全然共感が持てなかった。
    竹中直人のキャラ,というか顔芸は好き

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著者プロフィール

映画監督

「2013年 『法と心理学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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