ミッドナイト・バス [Kindle]

著者 :
  • 文藝春秋
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感想・レビュー・書評

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  • 主人公の利一があまりにも煮え切らない態度で苛々した。

  • 長くて、途中、ちょっとつらかったです。
    最後の最後が良いので、手に取ったかたには読み切ってほしいです。

  • 直木賞の候補に入っていたが、受賞を逃した。切なくなるような家族再生の話である。ありがちな内容ではあるけれど、登場人物の感情がロジカルでない分リアルな印象を受ける。現実は理屈どうりではない、ということを上手く表現しているように感じる。
    ただ、視点の移動が唐突で読みにくい。これは賞を目指すうえでは大きなマイナスだと思う。更に、本筋と直接関係のないエピソードが入り過ぎて、長くなっていることもマイナスだと思う。狙いはわかるのだけれどかなり冗長に感じた。

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著者プロフィール

1969年三重県生まれ。中央大学法学部卒。出版社勤務を経て、2008年「風待ちのひと」(「夏の終わりのトラヴィアータ」改題)でポプラ社小説大賞・特別賞を受賞してデビュー。第二作『四十九日のレシピ』が大きな話題となり、テレビドラマ・映画化。『ミッドナイト・バス』が第27回山本周五郎賞、第151回直木三十五賞候補になる。このほかの作品に『なでし子物語』『Bar追分』『今はちょっと、ついてないだけ』『カンパニー』など。あたたかな眼差しと、映像がありありと浮かぶような描写力で多くのファンを持つ。

「2020年 『文庫 彼方の友へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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