- Amazon.co.jp ・電子書籍 (373ページ)
感想・レビュー・書評
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後半で3回くらいひっくり返された。
最後の最後にたった一言で、え?となる感じで終わるまさにミステリーでしたね!
推理しながら読んでるから、第一の犯人が分かった時は、やっぱり生きてたし思っていた犯人だったなーと何だか面白みなく
こんなものかと読み進めていくうちに、、
そーゆーこと!?え?と
読書の先入観でまたしても性別のトリックにまんまと騙されて、
数ページで物の見事に面白い!に変わる読後感。
本だから出来るトリックに見事にやられた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
綾辻行人の館シリーズ3作目。十角館の殺人、水車館の殺人と立て続けに読んで3作の中で1番作品の中に入り込めた気がする。ただ、それは間違いなく十角館の殺人から順番に読んできたというのが大きい。
建築家・中村青司が設計した館で次々起こる事件。クローズド・サークルもの、その登場人物の中に探偵役がいて少々あらっぽい推理をしながらも真相に近づいていく。そして、トリックにより読者が騙される。おもしろかった。
伏線やトリックがわからなくもないが、それでも読み終わったあとになるほどな、思えた。
ミステリ作品で検索して多くの方がこのシリーズを薦めているのが納得。
引き続き館シリーズを読み進めていきたい。
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これ絶対犯人わかんないよーーー!!
小説でしかできないトリック小説形式でやるって粋だしわかんないしずるいや。 -
久しく館シリーズの読了を進めていなかったし、純文学的な内容の本ばかりが続き、食傷気味だったので読んでみることにした。
最後の怒涛のような意外すぎる結末はただただ驚きしかなかった。
途中までは、何となく予想がついていたのだが、最後で「やられた!」と思った。
迷路、鏡、迷宮…、モチーフがいかにも作者の好みそうなもので、読んでいてこの世界観に十分に浸ることができた。
次の館が楽しみだ。 -
現実離れが過ぎて白ける