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感想・レビュー・書評
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吸血鬼、石化人間、アトランティス、暗殺教団、等々と大風呂敷を広げてどう始末をつけるのかと思っていたら、そういう風に始末をつけるのか。半村良を昔よく読んだな。「妖星伝」が好きだった。
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今回紹介するのは、高校の先輩の作品です。実はぼくの出身校は下街の進学校なんですけど、半村良や芥川龍之介、久保田万太郎、堀辰雄など、作家をたくさん輩出しているんですよ。その諸先輩の中で一番好きなのが、半村良さんです。この本、懐かしいんだよね。高校1年の大晦日、家の近所の本屋さんに行って、『今日の夜、テレビもつまんないし、何かいい本ないかな』と思って買ったのがこの文庫なんです。徹夜をして読みふけりました。興奮しましたね。本の帯にこう書いてあります、『小説のおもしろさ、無差別級のチャンピオンは半村良である』って。まあ、ぼくが書いたんですけど(笑)
(石田衣良公式メルマガ「ブックトーク『小説家と過ごす日曜日』」8号より一部抜粋)
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