プリズナーズ [Blu-ray]

監督 : ドゥニ・ヴィルヌーヴ 
出演 : ヒュー・ジャックマン  ジェイク・ギレンホール  ポール・ダノ  ヴィオラ・デイヴィス  マリア・ベロ  テレンス・ハワード  メリッサ・レオ 
  • ポニーキャニオン
3.88
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本棚登録 : 127
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013059382

感想・レビュー・書評

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  • 凄い(惨い)映画だった。物理的にも精神的にも凄惨で、なぜこれを深夜に観たのか……。
    「備えよ常に」と教え込まれ、家族を守護する強い父親というステロタイプが、地下室に物々しい備品を備え、自分の身は自分で守るとして武器を持つ白人像に繋がる。不穏。
    作中での事件を契機に起きることは嫌悪感を誘い、容認しようがないのだが、ではこの蛮行が行われなかった場合に同じ結末に至っていたかというと、ならなかったかもしれない。ラストシーンは素晴らしく、罪を犯した者が悔い改めることで救い出される可能性を示唆している。
    先を読ませない脚本に男優達の怪演が光る、観て損のない映画(キツいけど)。そして、耐えに耐えながら追い込まれていくジェイク・ジレンホールのセクシーさにも圧倒された。髪型とタトゥーが最高…

  • 子どもを誘拐された両親が、その感情を抑えきれずに容疑者に拷問を加えてしまうというストーリー。両親や警察が犯人だと睨んでいた男も実は被害者の一人で、ラストには驚きの真犯人が…。
    サスペンスとしては、大変面白い作品だった。欲を言えば、もっと子どもに対しての親の思いがクローズアップして描かれるようなヒューマンドラマ的な内容が含まれていれば、さらに良かったと思う。

  • 誘拐事件の怖さ。画作り、音楽、犯人、ハラハラがとまらなかった。

  • 娘が誘拐された親父の大暴走。基本的にはそういう映画だと思っていました。確かに途中まではそういう映画なのですが、後半に事件は目まぐるしく展開し、実にトリッキーなプロットを持つサイコスリラーであったきとに何より驚きました。

    この映画のジャンルは何かと聞かれれば、それはサイコスリラーとしか言いようがないのですが、本作なにを描きたかったのかというと、それは犯人の異常心理でもなければ、事件の真相にたどりついた刑事の執念ではなく、取り返しのつかない過ちを犯してしまった男の哀れな姿なのではないでしょうか。さすが「灼熱の魂」の監督というべきか、生き地獄に放り込まれた人間をここまで容赦なく描くとは。

  • お化けや幽霊よりも
    人間が一番怖いって云うけど、
    この作品見ると
    「ほんまやなぁ…!!!」
    …って
    実感します。

    日本でも、
    子供の失踪事件は度々起こる事なので
    あの、
    ちょっとした隙に、
    今の今まで居た人間が
    どこぞに…
    まるで消えるようにいなくなってしまう
    …そう云う恐怖。

    …そして、
    わけのわからない理由で
    (まあ…
    本人には身勝手なそれなりの理由があるんだろうけど…)
    自分の不幸の憂さ晴らしをする人間が
    存在する怖さ。


    どうでもいいようなシーンをカットして
    二時間弱にまとめたら、
    『エンターテインメント作品』として、
    いいものになった気がします。

    続きは、⇒ http://noinu.blog.fc2.com/blog-entry-118.html

  • 神信じる者とその反対の神に闘いを挑む者、というバックグラウンドのテーマがまずあって、その上にストーリーの層が地層をなしているわけですが、この手のストーリーに慣れてないと分かりにくいかも。エンディングの含みの持たせ方がねー。

  • ヒュー・ジャックマンとジェイク・ギレンホールの演技が素晴らしい。ストーリー的にムムムという感じの弱い部分があるけど、この二人の演技で引き込まれてしまい、全体的には良い作品だと思う。映像が凄く綺麗というところも捨てがたい。

  • 明確にその後を描いてる訳ではないけれど、最後に救いを見せるようなこの締め方は、個人的にすごく映画として良い終わり方だと思いました。

  • 役者の演技はよかったけどシナリオが…微妙。警察がトロすぎでしょ

  • 殴られた顔ってああなるのね…。ジェイクがでてる重い映画は本当に重い。ラストも重い。

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