初の小説新潮。
ここから数々のヒット作が生まれたのだなぁと
小説って、昔の世相に合わせたものは
自分がそこに入っていける、飛んでいけるし
現代社会に合わせたものは、抉り出してて、的確に捉えてて凄!って思うし
小説家さんの力量に感銘せざるを得ない
○かなり好み
『カタリナの美しき車輪』
斜線堂有紀さん
また、また全部読みしたい作家さんに出会ってしまった…永遠に新しい本を見つけて永遠に読書していたい
女子校モノ好き。。
全然学園生活充実してなかったであろう主人公が、卒業後、思い出を美化して、先生、同窓生に迷惑掛けるどころかXで虚構のアカウント作って炎上させまくり特定班にバラされた後自殺させる呪いかけるっていう(実在のアカウントと瓜二つだったっていうから、勝手に模倣させたものを作っていたのだと推測。本人は無意識かな)
『かんのさん』
尾八原ジュージ
お母さんかわいそうすぎる
○広告掲載のあった読みたい小説
禍
食べると死ぬ花
あいにくあんたのためじゃない
スマホ育児が子どもを壊す
○流行りのモキュメンタリー作家さんたちの対談が
誌面上で怪異を引き起こす(文字は回転し、文は傾き、さらに文字同士が生殖して卵を産み、文章は複製されて…)デザイナーさんに拍手を送りたいのと、
別にこの雑誌でTV番組のホラーの歴史や作り手について知りたい訳じゃないなって思いながら読んでたらおっ、回転し出した、みたいな
でもTVの方も年季の入ったホラー好きさんにとっては興味深い馴染みのある内容なんだろうな