ユークリッド原論を読み解く～数学の大ロングセラーになったわけ～ [Kindle]

著者 : 吉田信夫

• 技術評論社 (2014年7月8日発売)

感想・レビュー・書評

[yama219さんの感想 · 2023年10月26日]

ユークリッドという名前は、ユークリッドの互除法とか非ユークリッド平面といった用語は、高校だか大学だかで習うので名前は知っているが、それ以上のものではない。
ユークリッドという古代エジプトのギリシャ系数学者が、それまでの数学をまとめたものが原論という著で、聖書の次に人類に読まれているという本であるが、数学で言うa(a+b)みたいな代数を使わずに数学の証明をしており、ユークリッドがすごい人なのかもしれないが、数学で代数を考えつき義務教育レベルで誰にでもわかりやすくした人はもっとすごいと思った。
それぐらい言葉だけで数学の証明をするのはわけがわからない。

[99さんの感想 · 2021年1月3日]

中学数学程度の知識でも理解できるぐらいには分かりやすく書かれていた。

著者プロフィール

1977年 広島で生まれる
1999年 大阪大学理学部数学科卒業
2001年 大阪大学大学院理学研究科数学専攻修士課程修了
　2001年より研伸館にて、2022年からはお茶の水ゼミナール（お茶ゼミ√+）にて、主に東大・京大・医学部などを志望する中高生の大学受験数学を担当する。研伸館では、灘校の生徒を多数指導してきた。
そのかたわら、「大学への数学」などの雑誌での執筆活動も精力的に行う。
　著書『複素解析の神秘性』（現代数学社 2011）、『ユークリッド原論を読み解く』（技術評論社 2014）『超有名進学校生の数学的発想力』（技術評論社 2018）など多数。

「2023年 『敢えて計算も辞さない思考力・判断力・表現力トレーニング 数学BC』 で使われていた紹介文から引用しています。」