本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (288ページ)
感想・レビュー・書評
-
日本の敗戦後、外地で何が起こっていたか。朝鮮と台湾すら状況が違い過ぎて比べるのも無謀な話をなのだと分かった。「ほとんどの日本人は日本人による日本人だけの帝国という意識を捨てきれなかったのである」の言葉が重い
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
帝国であった日本が崩壊した際の統治していた国々のその後を丁寧におった本。
でも、響いたの1章の敗戦決定にいたる経緯の描写である。
今でもよくあるスポーツ界における突然のレギュレーションの変更。結局西洋とつきあう以上このちゃぶ台返しに付き合わざるを得ないであろう。
植民地支配、二酸化炭素の排出、核の保有これらを突然禁じる自己都合によるルール設定。結局は、新たなルールを策定し認めさせる「腕力」が必要なのである。
都合よくルールが捻じ曲げらる中、「正当性」に固執することの意味のなさは、相も変わらず日本の弱点でありつづけるのであろう。
相手が突然のルール変更というジョーカーを使うことはもうわかっているならその対策を講じるべきであろう。
全2件中 1 - 2件を表示