「納品」をなくせばうまくいく [Kindle]

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  • 日本実業出版社
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  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (214ページ)

感想・レビュー・書評

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  • 著者の倉貫さんの考えが全て語られている。すでに知っている内容がほとんどだったけど、月額いくらなのかが知りたい^ ^

  • IT関連に就いていない自分には、難しい内容かと思われたが、ITに限らず、広く職業観を問う内容であったので、多くの人に読んでもらいたい本。
    ただノルマを達成するための身に働くのでは、過労になりやすく、働くことの意義を探しながら、常に成長していくことの大切さを学ぶことのできた本。

  • 納品のない受託開発とは、従来の受託開発とは以下の点において異なる。
    ①ウォーターフォール型でなくアジャイル型
    ②一人のエンジニアがオーナーシップを持って顧客と対峙
    これらを実現するために以下を徹底している。
    ①会議はTV会議か、会社に訪問してもらう。
    ②不要なドキュメントは一切作らない。
    ③システム要件を聞く前に事業内容を聞いてその事業に共感する。
    ④納品するのではなく利用してもらう。
    ⑤用いる技術は社内で共通化する。(言語:rubyかruby on rails、サーバ:AWSか何か)
    ものすごく勉強になるが、正直長ったらしいし反復感が多いなという印象だった。こういった環境に身をおけると成長も実感できそうですね。

  • 久しぶりにマーカー箇所が多い本に出会った。 アジャイル開発を、パートナーと実践的に行う為のガイドブック。 開発一括請負・納品形態から、月額固定モデルへ。 まあ、実際難しい処は現実問題多いのだけれども。

  • 感想エントリも書いた http://blog.a-know.me/entry/2015/04/02/202120

  • たぶん、色々なところでこの理念を説明してきたんだろうなと思えるくらい、よくまとまっていてわかりやすい内容。
    こう言われれば、「合う」顧客からは絶大な支持を受けるだろうし、意識の高い技術者からすると一種の理想的な働き場所に見える気がする。
    顧客からすると情報システム部門を外出しできる感じになり、これはアリでこれからの1つの形態になりそうだなと思えた。
    人月モデルの悪い点はおっしゃるとおりでそれに対する1つの解であることは間違いない。

    顧客と、納期などは約束しないというのはかなり信頼関係がないと成り立たないなと一方思った。

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著者プロフィール

株式会社ソニックガーデンの創業者で代表取締役社長。1974年生まれ。京都府出身。小学生からプログラミングを始め、天職と思える仕事に就こうと大手システム会社に入社するも、プログラマ軽視の風潮に挫折。転職も考えたが、会社を変えるためにアジャイル開発を日本に普及させる活動を個人的に開始。会社では、研究開発部門の立ち上げ、社内SNSの企画と開発、オープンソース化をおこない、自ら起業すべく社内ベンチャーを立ち上げるまでに至る。しかし、経営の経験などなかったために当初は大苦戦。徹底的に管理する方法で新規事業はうまくいかないと反省。徐々に管理をなくしていくことで成果をあげる。最終的には事業を軌道に乗せて、その社内ベンチャーをマネジメント・バイ・アウト(経営者による買収)することで独立を果たして、株式会社ソニックガーデンを設立。ソニックガーデンでは、月額定額&成果契約の顧問サービス提供する新しい受託開発のビジネスモデル「納品のない受託開発」を展開。その斬新なビジネスモデルは、船井財団「グレートカンパニーアワード」にてユニークビジネスモデル賞を受賞。

「2023年 『人が増えても速くならない ~変化を抱擁せよ~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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