超情報化社会におけるサバイバル術 「いいひと」戦略 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • ちょっと古い本だけど現代に共通していると思ったし、評価社会とは今正に!と思う。
    昔は口コミなんてなかったのに、今はなんでも口コミとか星幾つとか、いいねの数とかフォロワー数とか
    全ての評価を気にして物を買う時代。
    人はどうだろう?と考えたときに、同じだわ〜と納得した。
    そりゃ誰だって嫌な人とか仕事なんてしたくないし
    プライベートや自分の趣味で、嫌な人と会いたくもないし話したくもないし。
    自分自身がいい人に見られるのはもちろん、いい人とだけ会いたい&仲良くなりたいのは当たり前。
    今この瞬間にも、自分が知らない間に誰かにあなたはこうだ!と評価されているだろうし
    評価されてナンボな社会が普通!となっているんだなとつくづく思う。

  • 貨幣経済社会から評価経済社会に移りゆく中で上手に生き抜くためには、いい人になることが戦略的に有用とのこと。
    余剰生産物が溢れ、お金の価値が相対的に下がることによって評価の価値があがる。その社会での人の評価軸は能力から人格へと移っていく、ということでしょうか。
    戦略的にいい人になるという表現はどうなんだという疑問はありますが、いい人であろうとする人が得をする(損をしない) 社会になるというのはとても希望があっていいと思いました。
    「やらない善よりやる偽善」 鋼の錬金術師の名言を思い出しました。
    ベースに儒教思想がある日本人は、これからの時代意外と強いのかもしれないですね。

  • 貨幣経済から評価経済へ移行していると著者は言っているが内容的には前出の評価経済社会とダブルところが多い。いい人になれば、人脈や情報が集まり社会的にも経済的にも成功し易いと言っているが、結局のところ貨幣が集めやすくなると言うことであり、貨幣経済から抜け出せてない様に思う。いい人で終わってしまう覚悟を持って聖人君主になれと言うのであれば一貫性があるのだが。

  • 人間にはそもそも、いい人も悪い人もいないと定義し、「いい人戦略」は現代において有用な生き方であるという考え方が面白いです。
    コヴィー先生が説く、人格主義にも通じる考えなのかなと思います。
    立派な論理や正論っぽいことを語る人よりも、
    一緒にいると安心できる「いい人」に人は集まるんじゃないかなと思います。
    10年前に書かれていながらも、現代的な考えに思えます。
    私が好きな考え方で読みやすい書籍でおすすめです!!

  • 「いいひと」でいることは損ではない
    むしろこれからの情報化社会においてはどれだけメリットが有ることなのかを提示する一冊

    正しいけど嫌な人ではダメ

    SNSとリアルにおいて
    フォローする→共感する→ほめる→手伝う→教える
    というながれでいい人戦略を加速させる

    これって、教員的には正道だしわかりやすいのでは?

  • 十数年前の内容なのでこれはどうかと思う部分もある。そんなに都合良く世の中生きていけるわけは無いけど、書物としては面白く読めた。

  • 生き残るために、戦略的にいい人を演じよう。これ、2012年の本なのね

    学び
    賢い集団のヤンキー化身内を守るの話は面白かった。フィルターバブルじゃん

  • 読み方が良くなかったからか、
    それとも、ちょっと情報が古いからか、
    あんまし納得できるものはなかった。
    嫌悪感まではないけど、ちょっと避けるかな。
    この著者とは。

  • 読書録「超情報化社会におけるサバイバル術
    「いいひと」戦略 電子版」4

    著者 岡田斗司夫 FREEex
    出版 株式会社ロケット

    位置NO,1262より引用
    “レコーディング・ダイエットが「太る努力」
    をやめて瘦せたように、いいひと戦略では「イ
    ヤな人になる努力」をやめることで、自然に
    「いいひと」になれます。”

    目次より抜粋引用
    “「いいひと戦略」の本質
     評価はお金を生む
     「評価戦略」は現代の武道
     「いいひと」戦略への反論
     イヤな人になる努力をやめる”

     オタキングと呼ばれる著者による、物事の
    変化が激しい現在をより良く生きるための戦
    略について記した一冊。他社刊行作電子版。
     情報化の加速とそれに伴う社会の変化・推
    移から具体的な行動指針まで、実例を挙げな
    がら解説されています。

     上記の引用は、努力の方向性について書か
    れた項での一節。
    自分のしている努力が間違っているかどうか、
    自分の行動をしっかり見つめ直すのがいいよ
    うです。著者によると、自分のした嫌な事を
    記録してしまうと、必要以上に自己嫌悪して
    しまうそうなので、現状を知るようにするだ
    けで充分だそうです。
     あらゆる方面で厳しい2023年現在ですので、
    せめて自分で出来る方法で今を乗り切るため
    にも、人から足を引っ張られないようにする
    方策として良い参考書ではないでしょうか。

    ーーーーー

  • 昔からどちかというと誰に対しても人当たりよく接したりしてきて、悪い言い方をすると八方美人でした、そして今も笑。でも自分のとってきた人との接し方や態度が本書の中で語られているいい人戦略に似ていて、自分が無意識的にやってきたことは案外間違っていなかったんだと肯定できました笑!この本とてもためになります!まさに21世紀の処世術!

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著者プロフィール

岡田斗司夫FREEex(おかだとしお・ふりっくす) 評論家、オタキング代表取締役。著書に『いつまでもデブと思うなよ』『評価経済社会』など。

「2015年 『評価と贈与の経済学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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