弱いつながり 検索ワードを探す旅 [Kindle]

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  • 幻冬舎
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  • ネット検索は当然日本語でするものだと考えてた。だけど世界中の情報が載ってるんだから、それだけじゃ不十分。
    その国の言葉でしか出てこないサイトもある。
    この本では土地の情報とかの話だったけど、病気の新しい治療法とかも国を越えた情報を知りたい。
    今後は他の国の言語でも情報調べられたら、もっと広い世界を見られるのかなと思った。

    後半の話は検索よりも、哲学&旅の重要性の話だったな。

  • 人間関係も知識獲得も、インターネットによって飛躍的に効率がよくなった面は誰もが認識している。が、一方で電子世界の充実により相対的に物理的な実感が欠けていることも誰もが感じているところ。

    そんな状況において、自分が日頃から検索ワードとして打ち込む言葉そのものを物理的な刺激によって変化させようという提案。旅人、観光をキーワードに「本当の自分を探す」のではなく「自分そのものを変化させる」行動が重要だという指摘。

  • 良書。読んで損はありません。
    〇〇のために旅をせよという本は数多くあれど、
    ここに検索ワードという言葉が入ってくる本はそうありません。
    新しい視点が手に入る本です。

  • 検索で簡単に大量の情報を手に入れられる時代。便利だけれど、それだけでは知ることのできない事実も沢山ある。ネット検索とは、一部を知るための手段でしかないということを忘れてはいけない。リアルを知る旅に出たい!

  • ネット時代をいかにして生きていくかの人生論。

    人間は環境によって決まる。人生を変えるのに必要なのは、もっとも目的に適した環境に身を移すこと。ネットは他人との強いつながりを築くのに有効。検索ワードとそれにより導かれる検索結果により、発想が限定的になってしまうことを避けるため、旅に出て、環境を変え、新たな検索ワードを得ることが重要となる。

    読みやすい口調で書かれているが、指摘されているこことはさすがに鋭い。Kindleで読みましたが、今年読んだ中でも印象深い1冊になりました。

  • なんとなく分かる、なんとなく腑に落ちる。
    たぶんもう一度読む

  • 言葉に出来ないものを体験しに現地へ行く。観光、その重要性と活かし方。 特にダークツーリズムの考え方が本書で一番の出会い。 “ひらがな以外で検索してみる” “体験が定着する、移動時間の重要性” さっくり読める割に腹落ち度が高かった。

  • 期待以上におもしろかった!!
    自己啓発本っぽく書かれている事もあるのだろう。
    単純なリアルとネットの対比ではなく、両者のメリット・デメリットを整理して相乗効果をうめる生き方の提案になっている点が好感を持てた。
    今まで読んだ東浩紀さんの本で一番わかりやすく、おもしろかった。

  • 定住する村人、移動し続ける旅人の2つしか選択肢がないのはきつい。著者は、村人と旅人の間を行き来する「観光客」のスタイルを提唱する。観光とは、村人と旅人の往復を意味する言葉だという。

    特定のコミュニティーに定住して関係を深める村人でありつつ、自分を広げるノイズとして旅を利用する。その旅は、「自分探しの旅」のように、深刻である必要はない。観光客として、観光名所を訪問する。それだけでよいという。

    観光は、グーグルで検索するのとは違い、移動時間が必要だ。移動の過程でゆっくり考え、思考が深まる。日常の村人生活とは違う価値観に出会う。例えば、グーグルで検索する時、人は自分が思っている以上に特定の言葉しか使わない。世界は広がっているようでいて、特定の領域にせばめられている。観光によって、普段は使わない検索ワードを発見すれば、世界の見方が変わっていく。村人とも旅人とも違う第三の生き方、それが観光客である。

    この本を読んだ後、副業についての本を読んでいたので、観光客的な生き方は、ダブルインカム生活に近いと思った。1つの職業に縛られない。ある職業から別の職業に転職するのでなく、主職と副職の間を往復する。副職に哲学的救済や「真実の自分の発見」など期待せず、2つの職業の往復によって自分の思考類型を更新していく。それもまた残業削減時代の作法である。

  • 通勤行き帰り+αでたしかにさっくり。でも深い。旅行に行かないタイプの私ですが、旅行の利点に納得すること多々。逆説的だけど、心を動かされるから行きたくないという自分を再発見……
    でも、出先で「これってtweetするべき?」とか考えることがもう縛りなんだと他人に言ってもらえて安心。単純にその場でいろいろするの面倒なんだよ。思い出して「あれよかったよ」なら有りなんだけどね。

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