・「いちばん仕事ができる人が、いちばん仕事を楽しんでいる。」前述の「関心」と「徹底」を実施することによって「人より少し仕事ができる」状態になり、仕事がおもしろくなる。というわけです。
いまの時代、かつてビーター・ドラッカーが予言したように、知識の時代から智恵の時代にかわっています。インターネットを使うことによって、世界中のデータベースに簡単にアクセスできるようになったので、情報の価値は格段に落ちています。代わって優位になってきたのが、情報と情報の関連性から新たな解釈を試みる知恵です。意外な結びつけができる人、それを正しく解釈して仕事に生かせる人の価値が非常に上がってきているのです。また、多くの人があこがれる優れた発想力や創造力(ひらめき)には、知識と論理的思考力の両方が必要なのです。
小宮一慶さんによる、ビジネスマンのための養成講座の「発見力、数字力、解決力、読書力、勉強力」と『どんな時代もサバイバルする会社の「社長力」養成講座』を読んでまいりました。「人物力、実行力、発想力、最新数字力、リーダー力」はこれからですが、ここの示されていることを実行していれば、小宮さんのように次から次へと目標を達成できた(達成できる)かもしれません。とても読みやすいので、若い人から経営者の方まで多くの方に薦められます。
小宮一慶さんによると、キーワードは「関心」と「徹底」です。私たちは自分が興味を持っていることであれば、当然のことながら「関心」があるわけですし「徹底」して情報を集めて分析し、より良い方法を模索するはずなんです。でも、それが仕事となるとどうでしょう?先ずは、仕事に「関心」を持つことが大切なのかもしれませんね。