黒い羽 (光文社文庫) [Kindle]

著者 :
  • 光文社
3.20
  • (0)
  • (3)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 11
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (199ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • これはだめ。著者の作品は読んでいるほうだと思うけれど、駄作に入ってしまうだろうと思う。特に、とってとけたようなラストは余りに安易だと思った。それでも、全体構成などの時間の使い方なんかはさすがに旨くて、読ませるのだけど。

  • 誉田哲也の初期作品で、何故だか長らく封印されていたモノ。
    ジャンル的にはパニックホラーサスペンスと言った感じで、
    「アクセス」と同系統かと。

    生まれつき肩にある黒い痣に強烈なコンプレックスを持つ女性
    が主人公。藁をもすがる思いで遺伝子操作での治療を決意した
    主人公が、人里離れた治療施設で猟奇的な大量殺人事件に巻き
    込まれ、得体の知れない犯人と対峙する、という内容。

    姫川シリーズで徹底したグロに走る前の作品であり、表現手法
    はややマイルド。しかし、そのルーツがこの作品の中にも存在
    するのは明白で、クライマックスでの際だった殺人描写は、さ
    すが誉田哲也、と言わずにいられないリアリティに溢れるシーン。

    初期作品だけあって荒削りな感はあるが、それでも誉田哲也好き
    なら押さえておくべき作品。来月には新作も出るらしいので、
    それまでのつなぎにも。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

誉田 哲也(ほんだ てつや)
1969年、東京都生まれの小説家。学習院中・高等科を経て学習院大学経済学部経営学科卒業。卒業後にミュージシャンを目指していたが、椎名林檎の存在で断念。格闘技ライターを経て作家活動に入る。
2002年、『妖(あやかし)の華』でムー伝奇ノベル大賞優秀賞を獲得しデビュー。2003年『アクセス』でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞。
代表作は、映画化もされた『武士道シックスティーン』に始まる「武士道」シリーズ。姫川玲子シリーズの『ストロベリーナイト』はドラマ化・映画化された。ほか、『ジウ』シリーズ、魚住久江シリーズ『ドルチェ』『ドンナ ビアンカ』や、『ケモノの城』『プラージュ』などがある。

黒い羽 (光文社文庫)のその他の作品

黒い羽 (光文社文庫) 文庫 黒い羽 (光文社文庫) 誉田哲也

誉田哲也の作品

外部サイトの商品情報・レビュー

黒い羽 (光文社文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする