月と六ペンス (光文社古典新訳文庫) [Kindle]

著者 :
制作 : 土屋 政雄 
  • 光文社
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感想・レビュー・書評

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  • 恋人を待つ間、MacBook Airを広げたサラリーマン/OLばかりの大手町スターバックスで、教養人ぶって読んだ。卒論提出後の2月2日。

  • それほど長くもなく、読みやすい。
    主人公は画家、ゴーギャンをモデルとしている。
    株式仲買人という堅い職業を突然辞めて画家になり、窮乏から流れてタヒチにたどり着く。

    「6ペンスより月を選んだ人生で彼は幸せだったのだ」とまとめれば簡単だが、話はそう単純ではない。画業を選んだストリックランドが幸せだったとは小説からは伝わってこない。ただ、その選択には人間の業とでも言ったらいいのか、芸術を選ぶしかできなかった、本能が強く芸術に取り憑かれた男の像が浮かび上がる。

    語り手は、最初に夫人のサロンに出入りしていた頃と途中からとではどうも性格の一貫性に欠けている。ストリックランドも同じで、結局のところ彼が自分の人生をどう捉えていたのかは文章では語られない。★評価はこの点による。

  • 大好きなゴーギャンです。ちょっと重い。かなり昔に読んだのであまり覚えていない。

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プロフィール

モーム W. Somerset Maugham
20世紀を代表するイギリス人作家のひとり(1874-1965)。
フランスのパリに生まれる。幼くして孤児となり、イギリスの叔父のもとに育つ。
16歳でドイツのハイデルベルク大学に遊学、その後、ロンドンの聖トマス付属医学校で学ぶ。第1次世界大戦では、軍医、諜報部員として従軍。
『人間の絆』(上下)『月と六ペンス』『雨』『赤毛』ほか多数の優れた作品をのこした。

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