NO.6〔ナンバーシックス〕 #9 (講談社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • だいぶ前に買ったまま放置されていた,文庫本の1巻をようやく読んで,結末が気になって最後まで読んでしまった。
    はっきり言って,1巻の分量が少ないし,展開も遅い。シリーズ9冊も読んで,それだけの内容があったようには思えない。登場人物の心象描写もくどすぎる。同じことを何度も何度も書きすぎる。伝える自信がないのだろうか。緊迫した抜き差しならない状況なのに,すぐ他のことに心が向いてしまう,なんていうのも信じがたいし,まるで共感できない。さらに,無駄に難しい言葉を使いたがる。普段お目にかからないような難解な表現も,使いどころによっては表現力を豊かにするが,それをわきまえないと不自然で不快ですらある。どうもこの作家は苦手なのかもしれない。
    そんな訳で,1都市の崩壊する様を描いている訳だが,主となるストーリーには大したことが描かれていないという印象だ。設定は興味深かったのだが,充分に活かしきれていない。残念である。

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著者プロフィール

あさの あつこ
1954年生まれの小説家、児童文学作家。岡山県英田郡美作町(現:美作市)湯郷出身。幼少の頃から本に親しみ、中学の頃から創作日記をつけはじめ、中学2、3年生の頃から作家を志す。青山学院大学文学部入学後、児童文学サークルに入り活動。卒業後小学校の臨時教諭を2年間務め、結婚。日本同人協会「季節風」同人となり、そこに連載した『ほたる館物語』で作家デビュー。
代表作に、1996年から執筆を続ける『バッテリー』。97年野間児童文芸賞受賞、99年『バッテリー2』で日本児童文学者協会賞、2005年『バッテリー』全6巻で小学館児童出版文化賞をそれぞれ受賞。シリーズ1000万部超の大ベストセラーとなり、映画化・アニメ化された。

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