シリーズ中、一番痛くない、一番酷くない沖田編。
黙秘録では散々暴言を吐かれた挙句首を絞められ、
血魂録では散々暴言を吐かれた挙句に噛み付かれ、血が出るほど爪を立てられてきた主人公ちゃん。
たっつんもキャストトークで言ってたけど、今回の沖田さん優しいよ!痛いシーンない!
……物足りない……
いや、嘘です、マゾじゃありませんよ、本当です。
痛いの好きじゃないです、ドSな人が好きなだけです。
物足りないとか言ったけど、痛くないだけで、Sぶりは健在です。
相変わらず主人公ちゃんに対して投げつける言葉のチョイス酷いし、なるべく自分から遠ざけようとしてくる。
んだけど、こんなひねくれ野郎の沖田さんは、作中の数年で自分の気持ちに素直になれるように成長したのでしょうか。
後半エロさ全開で、珍しく人間らしいというのか、年相応に男の子らしいところが見れたのでは、ないかと思います。ハイ。
あとね、比翼録の沖田さん、すっごいあざといよ!
プロポーズの場面とか、敬語口調のプロポーズ美味しい(´ω`)と思って呑気にむふむふしてるところに、突然甘えた口調のタメ口ぶっ込んでくるとか何事だ!!
びっくりしてベッドから転がり落ちたわ!
あれずるいよ~~~~ずるいよおおおおおお!
そばにいるよおおおお……!!(ごろごろごろごろ
最後に「君を愛してます」って言って終わるのとかもなああ、あれなあ、彼が簡単に言ってくれないだけに聴けた嬉しさはやっぱり格別なようでして。
またしても泣いてしまった!泣く予定じゃなかったのに!!
「愛してる」って言われて嬉しいというよりも、沖田さんがそうやって自分の気持ちを素直に表現しても大丈夫なくらい幸せなことが、私は嬉しいのかもしれない。
ここまで本気で恋させる達央さんの演技力すごい。