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- / ISBN・EAN: 4548967123616
感想・レビュー・書評
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BSでやってたので『少林サッカー』を十数年ぶりに観たら、笑いすぎて涙が出た。チャウシンチー(周星馳)のアゴがよい。
ジャンルの分類をアクション映画にするかスポーツ青春映画にするか迷ったが、スポーツ青春映画にしました(コメディ映画には断じて分類しない!)。
香港映画、たまたまだけど最近またよく観るようになって、ハマってる。今まで観てなかった作品が膨大にあるので少しずつ観たい。
ブルースリーは世代では当然なくて、ジャッキーとリンチェイとキョンシー、ジョンウー、最後がウォンカーウァイ。よく観てたのは1985年から95年頃の、丁度10年ぐらい。その後香港が返還されて、それがやはり香港映画界に大きな影響を与えたようだ。一番多く本数が作られていた全盛期は1993年。私が香港映画をあまり観なくなった時期と合致してる。
『少林サッカー』は2001年公開。時期が近い映画に、アンリー監督の『グリーンデスティニー』がある(台湾、香港、中国、アメリカ合作)。中国文化紹介映画と感じたけど、『少林サッカー』も近いものがある。でも、『少林サッカー』の方が100倍面白いです。チャウシンチー、頭おかしい。
いまさらだけど『キャプテン翼』を思い出したら、チャウシンチーはやはり影響されて作ったらしい。(私はスカイラブハリケーンや日向くんの袖まくりをマネしてた世代)
昨年、NHKでやってた香港デモのドキュメンタリー番組を観ました。私も香港情勢に心を痛めてるひとりです。2013年、習近平が最高指導者になってから、ジョージオーウェルが描いてたようなディストピアを連想させる中国や香港。ジャッキーはアクション俳優として大好きだけれど、政治的な発言は嫌い……と、自分の過去のレビューを読むと、2016年に書いていた。
香港情勢が良くなればいいなあ……と希望的観測を書きたいところだけど、たぶんならないだろうと絶望的に思っている。香港映画界もかつてのような隆盛を再び……いや、良い監督たちは返還前にかなりハリウッド進出したしなあ。
というわけで、2000年代に入ってから私が知ってる数少ない香港映画の名作が『少林サッカー』なのでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
笑ったわ。腹抱えて…。まさに抱腹絶倒という四字熟語がピッタリの娯楽香港映画。ブルースリーやジャッカーチェンで育ってきてわたしとしては,技の表現がCG満載でもの足りないのだけれども,娯楽映画に徹していることで許可する!
少林チームのゴールキーパーが,ブルースリーを意識したポーズを取るのもご愛嬌。
可愛い女の子が饅頭を作るときの手さばきがすごい。それが最後に活きてくる。
どこか「トムとジェリー」を思い出してしまった映像を楽しんでください。
《NHKプレミアムシネマ》の解説より
“黄金の右脚”と呼ばれるサッカー選手ファンは、チームメイトの陰謀で選手生命を絶たれてしまう。それから20年、不遇の日々を送るファンの前に、少林拳を世に広めたいと願う青年シンが現れる。シンの抜群の脚力にほれ込んだファンは、自らの夢をシ
ンに託し、シンとともに少林拳の達人を集めたサッカーチームを結成するが…。
ユニークな登場人物、超人的なアクションとスピードの試合場面が圧巻の痛快爆笑エンターテインメント。 -
TVにて
この映画ありえないけどムチャクチャ面白い. -
ファンはかつては黄金の脚を持つと言われたサッカー選手だったが、今は雑用係に落ちぶれていた。ある日、ファンは少林拳を広めようとする青年シンと出会う。二人はシンの少林拳仲間を集めてサッカーチームを結成しようとする。
バカバカしすぎて訳分からんけど可笑しかった。
最後、なんでヒロイン、〇〇になってるの!?
キャプテン翼も実写映画化するべきだと思う。 -
当時、香港映画としては歴代最高の興行収入を上げた。
この映画を鑑賞したクエンティン・タランティーノ監督は「ぶっちぎりに凄い映画だ」と絶賛。
キャッチコピーは、「君はまだ、究極のサッカーを知らない。」
バカさがちょうどいいさじ加減
おもしろい -
これぞ娯楽映画。CGと少林寺拳法を合わせた抱腹絶倒のサッカーシーンは最高!「ワイヤーアクションかよ!」と主人公が叫ぶシーンもある。チャウ・シンチーいいです。二枚目ぶってないのにカッコイイ。