デッドマン (角川文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • 裏表紙のあらすじをみて、どっかでみたような死体だなと思ったんだけど・・・読んだ事は無いはずだし、と手に取った本。
    結果、何かの本で目にしたような死体だったけど、確かに読んだ事無くて、そして面白かった。

  • テレビをたまたまつけたら、やってたアクション映画が思いのほか面白かったような感覚。テンポよく進むストーリーと魅力的な捜査チーム。娯楽小説としてしっかり楽しめた。デッドマンの正体を必要以上に最後まで引っ張らないのも好感。
    主人公と犯人の人物的な掘り下げがもうちょっと欲しいところだったけど、物語の勢いを優先した結果なのだろう。

  • 死人が生き返って、捜査に協力する?この設定に混乱したけど、そこには悲しい秘密があった。人の命を弄んで、罪を逃れることはできない。こんな悲しい現実が、世界のどこかにあるのかもしれない、と思うだけで胸が痛くなる。あの人には幸せになってほしかったな…。

  • 最初の現場からかなりの猟奇的な犯人(すっごい俺好み!)にドキドキ。でもその後がだんだん雑に、それが逆に気になったが…結局それも読みすぎか。 実際には無理であろう継ぎはぎの人間復活も物語の中では「まあ、オッケーかな。」と読み進めるも、物語はリアル。 あくまで混濁状態の人を使っての復讐劇。

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著者プロフィール

河合莞爾
熊本県生まれ。早稲田大学法学部卒。出版社勤務。
二〇一二年に第32回横溝正史ミステリ大賞を受賞し『デッドマン』でデビュー。他の作品に『豪球復活』(講談社)、『デビル・イン・ヘブン』『スノウ・エンジェル 』『ジャンヌ』(祥伝社)、「カンブリア」シリーズ(中央公論新社)などがある。

「2023年 『カンブリアⅢ 無化の章』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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