名もなき花の 紅雲町珈琲屋こよみ (文春文庫) [Kindle]

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  • 小蔵屋のコーヒー豆は、横浜のミトモ珈琲商会から卸してもらっているものだ。珈琲好きの三友社長の好意でかなりの安値で卸してもらってきた。
    その三友が高齢を理由に会長職に退き、娘の令が社長に就任することになった。草は横浜に出向き、令と話をしようとするのだが、約束の場所に彼女は現れず......。

    2015年6月27日読了。
    小蔵屋シリーズの第3弾になります。今回も親子や師弟間の問題に、なぜか首を突っ込むことになってしまった草が大奔走。さらさらっと読めてしまいました。
    ちょっと寂しいのは、小蔵屋でのシーンが減ったことですね。お店の中での風景が結構好きなので、なんとなく物足りない気がします。

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著者プロフィール

1964年、埼玉県生まれ。群馬県立女子大学文学部美学美術史学科卒業。2004年、「紅雲町のお草」で第43回オール讀物推理小説新人賞を受賞。著書に「紅雲町珈琲屋こよみ」シリーズ『誘う森』『蒼い翅』『キッズ・タクシー』がある。

「2018年 『Fの記憶 ―中谷君と私― 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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