馬南神空さんの感想
2021年4月25日
濃厚な官能の美が印象的な作品。ミステリとしてみると、早い段階での伏線で並のミステリ読者なら、事の真相に気づくんではないかと思われる。しかし手術で、そんなことできるんですかね? でもそういう話ではないよなあ。
泡坂妻夫(あわさか つまお) 1933~2009年。小説家・奇術師。代表作に「亜愛一郎シリーズ」など。『乱れからくり』で第31回日本推理作家協会賞。『折鶴』で第16回泉鏡花文学賞。『蔭桔梗』で第103回直木賞。 「2020年 『秘文字』 で使われていた紹介文から引用しています。」