ペテロの葬列 DVD-BOX

出演 : 小泉孝太郎  長谷川京子  国仲涼子  本田博太郎  峰竜太  室井滋  長塚京三  平幹二朗 
  • TCエンタテインメント
3.76
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4562474160407

感想・レビュー・書評

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  • 宮部みゆきさんをちょこちょこ読んでいたせいか、観たくなって。

  • 原作と大いに違うのは、広報室の手島さんがバスに便乗していたこと。それと原作では単なる好い人だった間野さんが若干魔性の女の匂いを漂わせている点。間野さんの部分はだいぶ膨らませていたけど、比較的原作に忠実だった。

    橋本さんはイケメンのはずなのに『名もなき毒』に出てきた俳優さんは、ちょっと‥‥地味だった。高橋一生なら、まあ、許せるかな。橋本さんと菜穂子さんの堕ちていくシーンは原作ではあまり具体的に描かれていなかったけど、いい演出だと思った。杉村さんも苦しんだろうけど、菜穂子さんもある意味苦しんだんだと思う。

    このあとのストーリーで杉村さんもだけど、菜穂子、桃子の親子がどうなって行くのかを見てみたい。

  • 最終話に疑問。
    なぜ菜穂子はあの選択をしたのか。
    この作品の中での意味は?菜穂子もまたペテロなのか?
    改心して自分に犠牲を強いたのか?
    でも、バレなきゃそのままにしておくつもりだったろうし、三郎の立場は?
    世間知らずお嬢様のワガママ感が鼻につきます。
    バスジャックの後にこんな大事件が待っていようとは…。

    このドラマは、良い役者が多い。みんなハマり役。
    てっしーにもマスターにも愛着を感じるし、
    井手の醜悪さは怖いくらい。
    続編期待。

  • 悪は伝染する

  • 菜穂子は聖ペテロになれるのかな。
    菜穂子のことは、「名もなき毒」の時から芯のあって強くて素敵な女性と思っていたからこそ、今作のラストはショック過ぎた。

    ミステリー要素も相変わらず、原作の緻密さが伺える精巧さで、後半からの疾走感が気持ちよく、どんどん進めていくことができた。

  • 2014年7月〜9月まで前作「名もなき毒」同枠(ミステリーシアター枠)にて放送された宮部みゆき原作小説「ペテロの葬列」のテレビドラマ化作品。
    主演は前作に引き続き、小泉孝太郎。

    あの自転車事故や毒物事件から数年経ち、相変わらずの日々を過ごしていた杉村家。
    しかし、今多コンツェルンの広報室で取材に出た三郎と編集長・園田と同僚の手島の3人がその帰りに不思議なバスジャックに遭遇し、被害者となった。
    その犯人は佐藤と名乗る男。そして人質は広報室の3人を含めた8人。
    そして佐藤と名乗る老人がバスジャックを行った理由、それはこの世に存在する三悪人を警察に探し出して欲しいと言うのだ。8人はその為の人質だったようだが…
    次第に言葉巧みに人質たちの素性や話を聞き出す佐藤。さらに佐藤は被害者となったお詫びに、人質の皆さんに慰謝料を払うという…
    しかし、事の真相が分からないままその佐藤と名乗る老人は自死したのである。
    “悪は伝染する”
    それがこのバスジャックを起こした全ての発端だった。
    その意味と真相を探る為に再び、(※探偵)杉村三郎が立ち上がる。




    …( ´ : ω : ` )
    計り知れぬ感動である。
    前作「名もなき毒」とは繋がりは無いとは言いきれないが事件としての繋がりは無い。
    まず、序盤が謎しかなくて、そこまで全容を明かすこともなく進んでいくが全く飽きないのである。
    むしろ、常に先が気になって仕方がない。
    謎から謎が生まれ、全て繋がっている。
    非常に上手く作られているテレビドラマ作品だと思った。
    また、演じる役者陣の個々のカットやその時の表情なども素晴らしい。
    特に初めのバスジャックシーンでの犯人である老人がとても印象的かつ吸い込まれてしまいそうなくらい魅力的だった。
    また、前作には登場しない新キャラクターであるヒロインの間野さん。
    彼女の存在も三郎に多大な影響を与えていたように感じる。
    まあ、ヒロインだし(小声)

    次々と謎が解かれ、“悪は伝染する”という意味がすごく分かりやすく伝わってきた。
    けれど、悪は伝染しても人は皆同じ心を持ってはいないと感じた。
    それは後半になるに連れて分かるし、タイトルや劇中で登場する「ペテロの葬列」にもはまる。
    一見、すごく難しいように感じることだが
    多分すごく簡単なことでもあると思う。
    というか、映像化により分かりやすくなっているのかもしれない。

    最後、誰が罪を犯すのか?というようなサブタイトルだったが
    まさかあの人が…(察してはいたけど)
    そして、衝撃の結末である。
    それでもあの終わり方こそが綺麗なのだと実感出来る作品だった。
    ハッピーエンドとかバッドエンドとかそういう言葉では計れないそんな美しさがあったように思えた。

    私個人的に、スッキリと終わりを感じられた。
    前作も素晴らしいが、それを追い越すくらいに「ペテロの葬列」も素晴らしいドラマだった。
    原作は未読だが、それでも良い作品だと感じれた。

    さらに、主題歌がまた素晴らしい。
    ドラマとぴったり合っている。
    毎回エンディングで流れるとドラマに盛り上がりをもたらしてくれていた。
    何度見ても楽しめそうなテレビドラマ。


    あと、本編とは全く関係ないことですが
    キービジュアル(ポスター、DVDのパッケージポスターやメニュー画面の画像)の黒を基調としたデザインと喪服。
    惹きつけられるものがありました。
    …というかそれが見たきっかけ。
    全キャスト喪服姿のキービジュアルなんて初めて見て驚いて、だけどそれと同じくらい内容はどんなものだろうとそそられた。
    凄いな、絶対暗いだろうなと思ってたけど暗かったけど、でもどん底までは暗くないし明るめなところもあるので面白かったなー

  • 謎が多く、解けたと思ったら新たな謎が出てくるので最終話まで面白く観られた!マスターがいい味出してる。

  • 副編集長これでええのか〜

  • ミステリー要素も多くて意外に面白かった。

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