- Amazon.co.jp ・電子書籍 (129ページ)
感想・レビュー・書評
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高齢出産、帝王切開で子供を1人もうけたという漫画家さんのコミックエッセイ。
いやはや、この著者は屑だなぁ、とげんなりしてしまった。星1も付けたくない。
特に、『酒』、『マッサージ』の部分。
amazonのレビューに「適当な妊婦さんという印象が強く残る」というものがあり、ああ、この著者は自分本位で適当な人間なのだ、という不快感がげんなりしてしまった原因の一つなのかもしれない、と思った。
子供は産むまいと思っており、同棲はしていたが結婚しておらず、いわゆるデキ婚というもので、結婚するかは悩んだものの、役所の手続き諸々を考えて結婚をするに至るという、最近のジェンダー論とか諸々の人たちと似たような流れをした人の話。
(事実婚じゃないから、またちょっと違うか)
妊娠7ヶ月目で一度死産を経験し、その後2ヶ月くらいで再度妊娠するという、少し稀有な経歴。
この人の家族も屑ばっかり。妻を専業主婦として縛り付け、家事を何も手伝わない父親(外で仕事することを良しとしなかったらしい)、そんな夫を仕方ないとぐずぐずする母親(果てには癌を患い亡くなる)、そんな母親を見ながらも何もしない弟。うわー、地獄だね。だから結婚とかそういうものにも興味が湧かなかったんだろうと思わされる家族構成。父親の話が出てくるたびにイライラした。
産婦人科で有名な宋美玄さんがコメントを隙間隙間にしているのだけれども、この人も「産婦人科の立場からはマッサージや鍼レベルのことでは流産・死産につながるような影響はない」「お酒も節度を守って少し楽しむ程度なら大丈夫(べろべろに酔っ払うのは駄目)」と言い切っていて、え、それもどうなの?と疑問が浮かんだ。
(37ページ/妊娠中に◯◯していけないという信憑性はどのくらいか)
妊娠後期の死産率は0.3%とのこと。1,000人いたら3人程度には起こりうるらしい。45%が臍の緒の異常、20%が胎児の異常、15%か胎盤の異常、2%が母体の異常、18%が原因不明。
(61ページ/妊娠後期の流産や死産はどのくらいの確率で起こるのか、理由は)
硬膜外麻酔とやらは本来しなければならない処置らしいがそれを病院がしていないように受け取れた、とあるので、この著者が入院した病院もちょっとアレなのかな、と疑問。
(79ページ/死産処置、その時麻酔はどうするのか)
著者のように短期間で2回の妊娠は珍しいらしいが統計がないので詳しく分からない。
(99ページ/高齢出産の確率)詳細をみるコメント0件をすべて表示