ありがとう(1) (ビッグコミックス) [Kindle]

著者 :
  • 小学館
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感想・レビュー・書評

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  • すごい。山本直樹が天才だとよくわかる。これが山本直樹の書く掴みか。

    家庭を(過激な方法で過剰に)守る父親の話。唯一の常識人らしいのは妹だがタイトルの「ありがとう」とは父親に対してなのだろうか。しかし一巻の最後の妹の心の声は「気持ち悪い」で締められている。この心理の動きを見守る作品なのだろうか。

  • Kindle期間限定無料版にて。
    コレは昔途中まで読んだな。
    山本直樹?誰それ?森山塔でしょ?と思いながらね。
    少年時代に森山塔に散々お世話になったアタクシとしては山本直樹作品は物足りない。
    内容はもっと薄っぺらくてよい。
    でもイかれっぷりはこんなもんじゃ物足りない。
    もっと狂っていて欲しい。
    ああ久しぶりに森山塔作品読みたくなってきたわ。

  • 自宅で堂々と引きこもってる家族に、妙な清々しさがあった。

    かなりウザくて勝手な正義感を持つお父さんだったけど、信念を持って行動していたから納得のいく最期だったんだろうな。

    バラバラになった家族が幸せになりますように。

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著者プロフィール

カルフォルニア大学サンタバーバラ校助教授 
専攻=映画理論・日本映画
Dialectics without Synthesis: Realism and Japanese Film Theory in a Global Frame, University of California Press, 2020, “Eye of the Machine: Itagaki Takao and Debates on New Realism in 1920s Japan,” Framework 56, no. 2 (Fall 2015).

「2019年 『転形期のメディオロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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