トマ・ピケティ『21世紀の資本論』を30分で理解する!―週刊東洋経済eビジネス新書No.76 [Kindle]

  • 東洋経済新報社
3.59
  • (4)
  • (8)
  • (15)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 111
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (67ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ピケティの話は別の本で読んだ

  • Thomas Pikettyの21世紀の資本論のエッセンスを解説。ふ〜ん、そうか〜。金持ちはより金持ちになり、貧乏人はより貧乏人になっていくということか。中間層の崩壊を歴史的データをもとに検証しているらしい。対策は累進課税で富裕層の富を再配分するのだって。どっかに逃げ出してしまうのじゃないかな?

  • 大変分かり易くトマピケティの資本論を教えてくれる良書だった。

    トマピケティ資本論まとめ
    1. 歴史的データから見て、資本論収益率は、経済成長率を上回っている傾向がある。(前者は5% 後者は1%)

    2 これにより、全世界の貧富の差は、拡大し続けている。不平等が拡大し続けている。中流階級がなくなる。(アメリカなどではこれが、教育格差などにもつながっている)

    3 資本に対する累進課税を増やすことが一つの是正策になるのではないか。これにはグローバルな協調課税が必要

    あまり、経済をマクロな視点で捉えたことがなかったので、勉強になった。解決策のお金持ちに多くの課税を課すというのはナルホドなと思う反面、現実的でなかったり、逆にやる気削ぐことにならないようにしないとと思ったりする。(ただ、真のお金持ちはお金なんていらないのかもしれない)。
    ともかく、ここに色んな議論の余地が残っているのも面白い!

  • Amazon Kindle で150円也。
    「原書に6,000円も出せないよ」という人は、とりあえずこれだけ読めば「知ったかぶり」は出来ます。

  • ピケティ関連では初めて読んだ本なので、ピケティ的なことはあれこれ言えないが、「日本で特異なのは、資本収益が株主に還元されないで、企業貯蓄(内部留保)になっていることです。この結果、株主資本利益率はアメリカの3分の1になつ一方、企業が貯蓄超過になる異例の状態が続いています。資本収益があまり投資されないので、格差はアメリカほど拡大しないが、成長もしないのです」には納得。
    貯蓄しても為替によって価値は変動するし、世界的なイノベーションが起こるとむしりとられるだけなのに。

  • 池田信夫氏の『日本人のためのピケティ入門: 60分でわかる『21世紀の資本』のポイント』も読んだが、30分でわかるというので、こっちも読んでみる。

    池田信夫氏も登場しているが、当然ながらその内容は先の著書の内容とずいぶんとかぶっている。また、グローバル資本主義や格差社会に対して批判的な水野和夫氏も寄稿。

  • 資本収益率>GDP とのことで貧乏人はずっと貧乏人で、格差は拡大方向らしい。解決案はグローバルな資本課税。マルクス主義、社会主義。
    700ページの専門大著がベストセラーらしく、日本でも年内に白難解系から翻訳書がでる。6000円も出せないので、この要約番で十分。

  • 気になっていたぴけてぃ本編が高いのでこちらを先に読む。

全10件中 1 - 10件を表示

週刊東洋経済編集部の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
クリス・アンダー...
J・モーティマー...
ヴィクトール・E...
ジャレド・ダイア...
スティーヴン・D...
佐藤 優
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×