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- / ISBN・EAN: 4988013103085
感想・レビュー・書評
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同性愛者がどれだけ偏見、社会的差別にさらされているか、不条理な社会の常識を描いている映画。
主人公のブレない姿勢にしびれる。
導入とか、途中まで惹きこまれるんだけど、ラストがちょっと安易なのでは。
障碍者がストーリーの味付け演出になってしまっているように感じてしまい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
グッドワイフのイーライ・ゴールドがハマリ役すぎて、もはやアラン・カミングは何をやってもイーライ・ゴールドにしか見えない!!!
でも、私はゴールドさん、大好きだから、いいの・・・
しかし、スコットランド出身だったんだ。今、知って驚愕した。
シカゴかニューヨークのユダヤ系かと思い込んでた。
少なくともグラスゴーの香りは全然しない。
この映画じたいは、、、ちょっと「泣き」を狙い過ぎでしょ!って気がして、正直、私的にはビミョーでしたが、それでも、ええ、シッカリ泣きましたとも。
どうしようもなくだらしない親に放置されている幼い子供、って、後ろ姿だけでもう泣けてしょうがない。
重要なシーンじゃなくても、見終わったあとでじわじわと地味に痛みが来ます・・・
「ブレイキング・バッド」で、壊れていて砂嵐しか映らないテレビをじーっと見ていた子供をジェシーがあやすシーンがあったけど、あの薄汚れた子供の無表情をいまだに何度も何度も思い出してしまう。
ネグレクトの子供を描いた作品では、今のところあれに勝るものはないなぁ。
私が見ている映像はフィクションだけど、でも世界には、あんな風に放置されている子供が実際に大勢いるんだろうと思うと心が痛い。
この映画の登場人物の中では、アフロの敏腕弁護士が良かった。
私はいつも、ああいう口が達者でリアリストなタイプに惹かれてしまう。
そして、黒人のもみあげアフロって最近見ないよね。
だから新鮮だった。 -
アラン・カミングの演技が素晴らしい。ちなみに、彼は1985年に女優のヒラリー・リオンと結婚したが、1993年に離婚した。本人は自分のことをバイセクシュアルと語っており、2007年にグラフィック・アーティストの男性と同性婚を挙げて話題になった。映画の中の音楽も効果的で感動的。
『チョコレートドーナツ』(原題: Any Day Now)は、2012年のアメリカ合衆国のドラマ映画。
「1970年代のニューヨークのブルックリンでゲイの男性が育児放棄された障害児を育てた」という実話に着想を得て製作された映画である。 脚本を務めたジョージ・アーサー・ブルームは、モデルとなったゲイの男性を友人に紹介され、彼がその子供を養子にしようとしたらどうなるだろうかと考えて、ゲイの男性が少年を養子にしようとしたときに直面するであろう問題について調査した後、数ヵ月後には脚本ができていたという。
日本語版のキャッチコピーは「僕たちは忘れない。ぽっかりと空いた心の穴が愛で満たされた日々―。」。
物語:
1979年のカリフォルニア。歌手を夢見ながら、ショーパブでパフォーマーとして日銭を稼ぎ暮らすルディは、客として訪れた検事局のポールと心を通わせ合い、交際を始める。
そんな折、ルディはアパートの隣の部屋に住むダウン症の少年マルコが、危険薬物を所持し逮捕された母親のために、施設へと隔離された事実を知る。繰り返されるマルコの脱走に心を痛めたルディは、ポールを説き伏せてマルコを引き取りともに暮らそうと提案する。同性愛の恋人同士であることを伏せ、法的手続きによりマルコの監護者となった二人は、本当の両親のようにマルコに愛情を注ぎ、三人で幸せな日々を送る。
だが周りの反応は冷淡であり、彼らをパーティに招いたポールの上司との衝突で事態は一気に悪化し、ふたりはマルコの養育者と認められず裁判沙汰となる。弁護士の奮闘もむなしく、ルディとポールはマルコとの関係を引き裂かれる。そしてふたたびの脱走を試みたマルコが放浪のあげく悲惨な運命をたどったことをルディは知る。
歌手として認められたルディは、愛する者たちとのつながりを引き裂かれた怒りと悲しみとをマイクに叩きつけてゆく。(ウィキペディア) -
ドラァグクイーンのルディを演じたアラン・カミングの演技が素晴らしかったです。
母親に育児放棄されたダウン症の少年と社会から差別を受けるゲイカップルが寄り添い合い、家族になろうとする姿を描いた作品。
観る人によっては結構感動できる作品かもしれませんね。
ただ、ルディとポールとの関係はそこそこ丁寧に描かれているのに、肝心のダウン症の少年マルコとの交流の描き方が浅いなと個人的には思ってしまいました。
尺が97分と短いのですが、もっと尺を長くして三人の交流の描写を多くしても良かったんじゃないでしょうか。
一応、クリスマスや海岸で遊ぶシーンなどが回想のように流れるのですが、それだけではちょっと物足りなく感じてしまいました。
同性愛者や障がい者へ向けられる差別や偏見に立ち向かう姿を描くのも大事だと思いますが、描くべきはやはり血で繋がらない他人同士が理解しあい、家族になっていく過程ではないでしょうか。
(2012年 アメリカ) -
どう感想を書けばいいのか分からん映画ですねぇ…前々から気にはなっている映画でしたが…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
うーん…ホモ映画…と言っちゃ語弊があるのか…ただまあ、裁判の時の検察官だっけな? 嫌味な感じの人物…まさしく「嫌味な奴だな~」といった印象を受けましたので、こうした印象を視聴者に与えるということはこの人の演技がすげえ! ということなのでしょう…(?) 社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
なんつーかまあ、悲しい結末になっちゃったような…いつになっても差別というのはあるんですねぇ…差別のがあるのが普通というかまあ、無いに越したことはないんでしょうけれども、やっぱりあるのが世の中というものでして…
そんな中を生きていくのが”普通”と言うことにしておいた方が…色々と絶望しなくて済むかと存じます…。
さようなら…。
ヽ(・ω・)/ズコー -
うーむ。ちょっと期待はずれ。
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前評判の良さに期待が膨らみすぎた印象でした。
思ったより泣けなかった。のと、悲しい最後でした。 -
★3.5