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- / ISBN・EAN: 4988001767282
感想・レビュー・書評
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内田彩が2014年に発表した1stアルバム。アニメ「ラブライブ!」の南ことりのイメージを持って聴いたので、正直驚いた。シングル曲なし、全曲新曲でフルアルバムを出してくるだけでも凄いのに、それぞれの曲が演じ分けられているのが凄い。楽曲が良いのもあるけど、内田彩という個性が感じられるいい作品。
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中音域から高音域まで綺麗に歌い上げる実力派声優シンガーの1stソロアルバム、声色を自在に操りつつ倍音を含ませた綺麗な響きに加えてちゃんとビブラートがかかる逸材中の逸材。ジャケットやタイトルからは全く想像できなかった、ロック色が強めの素晴らしい内容でして出てすぐに手を出さなかったのが悔やまれる。
言わずもがなラブライブで一番かわいいことりちゃんの中の人ですけれど、てっきり俺の苦手な「ぶる~べりぃ」系統と思いきや俺のツボの「スピカテリブル」系に少しポジティヴさを加えた感じでした。
なんだただの北欧メタルか…びっくりさせやがって!って思った哀愁たっぷりな#4は大人になったSonata Arcticaというか、疾走曲にチャレンジしたLast Autumn's Dreamというか…テンポやコード進行的には我らのYngwie Malmsteenを思わせますね。そういえば彼女のライブの日程がLoudpark14と日程がバッティングしたのを思い出します。いやー行きたかったなー(棒
ふわふわした可愛い声、イケメンヴォイス、切なくて抱きしめたくなる声、あまりにも自在で彼女の実力の高さが伺えます。それでいてロック色強めなサウンドに埋もれないのが凄いと思う。まぁロック色強いって言ってもミックスはポップス寄りなので、HRHMと比べたらスカスカだけど。
あくまで個人的には波長が合わなかった同世代の三森すず子氏とはまた違った路線で攻めてきたうっちー、同郷として応援します。