本の「使い方」 1万冊を血肉にした方法 (角川oneテーマ21) [Kindle]

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  • KADOKAWA / 角川書店
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感想・レビュー・書評

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  • 数多くの本を読み、自身の血肉としてきた著者が、自分なりの読書法を紹介しながら様々なジャンルの本を紹介する。
    読みやすい文体で、無駄のない内容。

    本が苦手な人でもここから読み始めれば何かが変わる気がする一冊。とりあえず読んでみることをオススメする。


  • 紹介している書籍を確認したくて再読。

  • ライフネット生命の創業者で、現在は立命館アジア太平洋大学の学長である出口治明氏の著書。読書家としても知られる出口氏が、読書の楽しさやおすすめの書籍を紹介する作品。

    読書の話だけではなく、自らの経験をもとにビジネスマンの心構え的なお話しも語っており、教養は全体最適で身に付ける、マイルールを決めて従うなど、参考になる話が多い。特に、報連相は部下に強制させるものではなく、報連相しやすい環境を上司が整えるべき、というお話しには非常に納得させられてしまった。

    本作の後半部分はまさにおすすめ本の洪水と言った感じで、時間があれば興味のある作品から手に取ってみたいものだ。出口氏は読書の際、ネクタイを締めて正座をするような気持ちで本と向き合うそうだが、この作品を読んだのを機に、読書しながら寝落ちしてしまう自分の読書スタイルも改めたい…

  • 「美智子さまが講演の最後に 、 「読書は 、人生の全てが 、決して単純でないことを教えてくれました 」と締めくくられたように 、本は 、 「人とは何か 」 「人と人がつくる社会とはどういうものか 」を考える機会を与えてくれます 。」

  • 読書論にはいろいろなものがある。
    新しい分野を体系的に知りたければ、薄い本から読めという人もいれば、分厚い本から読めという人もいる。
    要は、読書法も人それぞれということであろう。
    本書は、目新しい斬新な読書法が書かれているわけではない。
    しかし、社会の変化が加速しているいま、大事なのは、
    ①時代の先端をとらえること
    ②人間を知ること
    の2点である。②人間を知るには、やはり「古典」が良い。古典や歴史、宗教に関する本を通じて人間を知り、時代の先端をとらえたからこそ、ライフネット生命の成功がある。ゆえに、出口氏の言葉には説得力がある。

  • タイトルどおり、読書に対する賛辞で埋まってた。

  • ライフネットの出口さんの教養の根源である本を読むことに対する姿勢についての著書。
    教養をつけるために
    ①気になるジャンルの本を7~8冊取得する。
    ②一番ページ数が多いものから先に読む
    この2つが、できそうでできない。途中で萎えてしまうのが、私自身が、完全に本の虫になりきれないところではある。

    お勧め書籍なども豊富に書かれているので、この中の何冊かamazonでぽちらせていただきました。

  • 図書館

  • 「ひとつ花の名前がわかれば、世界の謎がひとつ消えていきます。」好奇心ってこういうことなんだと思った。

  • 『読書』について書かれた本は数多くあり、様々な読書についての本を読んできたが、著者のような方には初めて出会った。
    とにかく真っ直ぐな方だな、と思った。
    『本の「使い方」』について書かれているが、著者の自叙伝的な部分もあり、生き方そのものに好感を持った。

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著者プロフィール

出口 治明(でぐち・はるあき):立命館アジア太平洋大学(APU)学長。ライフネット生命創業者。1948年、三重県生まれ。京都大学法学部卒。日本生命入社。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て2006年に退職。同年、ネットライフ企画(株)を設立し、代表取締役社長に就任。2008年4月、生命保険業免許取得に伴いライフネット生命株式会社に変更。2012年上場。2018年より現職。著書に『全世界史(上・下)』(新潮文庫)、『0から学ぶ「日本史」講義』シリーズ(文春文庫)、『歴史を活かす力』『日本の伸びしろ』(文春新書)、『哲学と宗教全史』(ダイヤモンド社)、『一気読み世界史』(日経BP)、『ぼくは古典を読み続ける』(光文社)等多数。

「2023年 『人類5000年史Ⅴ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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