- Amazon.co.jp ・電子書籍 (481ページ)
感想・レビュー・書評
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謎めいた暗号文を解読し、アクセルは叔父のリーデンブロック教授と共に地球の中心を目指す旅に出る…
夏なので空想科学小説をと思って、はじめてヴェルヌの作品を読みました。
鉱物学を教えているというリーデンブロック教授は、知識は豊富だけどせっかちで変わり者という魅力的な人物で、心配性で尻込みしがちなアクセルと良いコンビでした。
さらに、レイキャビークからガイドとして同行する寡黙なハンスも加わっての珍道中。
地底を冒険するということもまあおもしろかったんですが、メチャクチャなのに憎めない叔父さんとかアクセルの残念な感じとか、なにより超人的なハンスとか!三人それぞれのキャラクターが愉快でした。
ハンスがとにかく気に入りました笑詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ディズニーシーのアトラクション「センターオブジアース」に乗るたびに、元になったお話しを読んでみたいと思っていました。ヴェルヌの博識さが物語にリアリティを生み、大人になってからも十分に楽しめる作品です。
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子どもの頃から大好きだった作品の新訳。教授は愛すべき変人で、甥のアクセルは愛すべきヘタレ。手に汗握る展開と、教授の影響で徐々にぶっとんでいくアクセル……。古典なのにお腹がよじれるほど面白い。科学が急速に発達した時代の憧れと興奮が詰まっている。こんなに面白かったっけ、とフランス語原文を何か所か見てみると、かなり大胆な翻訳のよう。でも、とにかく面白い作品なんだ、という訳者の解釈には納得。新訳が出ると、馴染みの作品を何度も新鮮に楽しめるのが嬉しい。読んでおくと、映画や某アトラクションが100倍楽しめるというおまけつき。
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自分が現実主義過ぎるのか、残念ながらフィクションを受け入れきれなかった。SFものは好きで結構読むが、無知ゆえ境界線ギリギリのこの作品を現実側で評価してしまい、物語に入り込めず。実際には圧倒的に壮大なフィクションなんだけど。どうしてかそんな訳ないだろ的に受け取ってしまう。とはいえ、ハンスは最高だ。
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翻訳の方の解説が面白かった
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解説にはドン・キホーテとあったけど、ジャイアン、のび太、ドラえもんだと思った
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アクセルは学者の叔父におしきられて、忠実なガイドのハンスと共に地底の探検に赴くことになる。アイスランド、地底の描写など実に見事で、風景がありありと目に浮かぶ。素敵な冒険ファンタジー。