インベスターZ(5) [Kindle]

著者 :
  • コルク
3.82
  • (16)
  • (40)
  • (27)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 468
感想 : 19
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (210ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  タダ読み(10巻まで)( ´ ▽ ` )ノ

    ○則子の姉ちゃんの就活。妹に誘われて彼女も投資開始。
    ○さくらの母も投資話に乗る。
     なんかこのまんがの脇役って誰も彼も、カルトやマルチの誘いに簡単に乗っちゃいそう(>_<)。頭はいいけど真面目で単純すぎるんだよなあ......(´ε`;)ウーン…
    ○一方では、道塾&自らのルーツを調べるうちに、明治時代にタイプスリップしちゃう財前。曽祖父は投資クラブの初代キャプテンだった(゚д゚)!
    ○「『金は汚い』思想の原点は本能寺の変」とか、久々にハッタリの効いたトンデモ理論が飛び出し、これだよこれ、三田紀房はこうでなくっちゃとニッコリ。

     朝日印刷株、さっそくトレダビで買ってみた( ´ ▽ ` )ノ
     にしても、洋服の青山とかドトールとかロイホとか、相変わらずあらゆる企業が実名で登場してるのに、なぜリクルートだけ『ロクルート』?( ゚д゚)
     ヤバいこと書いてるのかと思ったけど、実際には(どっちかというと)褒めてる内容なのに?( ゚д゚)
    (以下続刊)
    2022/08/20
    #3372

  • 道塾学園の投資部の初代主将は、財前龍五郎。財前孝史の曽祖父。
    創立時期のノートを調べる中で、いつの間にか眠り、財前龍五郎に夢の中で出会う。
    中学1年生にもかかわらず、株に関しての的確な見通し、そして、チューリップバブルについて語る。
    日清戦争、そして日露戦争。最初の戦争は賠償金で成り立ったが、日露戦争は、賠償金が少なく、大きな赤字を生み出した。人々は投資をし始め、株の高騰に喜んでいたが、ピークを迎え暴落すると財前龍五郎はいう。
    また、藤田美雪は仲間を増やし、女性が経営にくわっていない会社への投資をやめるというが、投資グループの友達の母親は、シングルマザーとして社会に受け入れられない現実を支える。また、町田倫子の姉浩子は就職難で苦しんで、講演を聞いて、会社のことを知るには投資しなくちゃと思うようになる。

  • 戦争の要素がからむと株の売買も難しくなる。戦争に勝ったことで、活気づくと見るか、戦費で国債を多額に発行したことでマイナスとなるのか。

    初代主将はぼんくら大人投資家に嫌気がさして学生投資グループをつくろうとする。

  • 5巻にしてすっかり主人公は株のベテランになってしまいました。流石に先輩を追い抜くには早すぎるだろ。。

    ちょいちょい出てくるサイドストーリーは正直あまり楽しく読めない。女子投資部とか、歴史とか、曽祖父時代へのタイムスリップとか。あまりワクワクさせられないというか。何だかんだ、生意気な主人公の躍進を見たいんだと思う。次巻に期待。

    ---
    儲かってる黒字の事業を他社に売る、だから「買い」。これは、「やらないことを決めた」経営陣の強い意志の表れと考えることができる

    何をしてきたかと同じくらい、何をしてこなかったかを誇りたい (スティーブ・ジョブズ)

    決断とは、切って離すということ。多くのことをやりすぎない

  • 就活のはじめは中小企業を受ける
    就活学生で大企業に入れるのは10%にも満たない
    就活とは人生の投資
    星乃珈琲店はドトール ロイヤルホストはてんやも経営、リッチモンドホテルも

    なにかを成し遂げるときは、やらないことはやらない、切って離すとはっきり決めたとき

    女性の自立が保証されて社会的地位が高いのは医師、官僚、判事くらい、弁護士はもうダメ

    チューリップの価値が暴騰した原因の1つが投資の大衆化
    統計学的に急激に上昇したものは必ず急降下して元に戻る

    家康が本能寺の変の後の神君のご艱難の最中に出した結論は、国全体を「そこそこ貧乏」な状態で統治すること
    あとは士農工商で、金は汚いとみんなが口にするという風になった
    しかし秩序と高い文化があっても救われない人々が沢山いた、貧乏は諸悪の根源

    投資は大勢の人間が集まってやったら絶対に失敗する


    就活は主観情報ではなく、客観情報を得る 就職四季報 自己分析より企業分析
    B to B企業 に着目 隠れ優良企業がいる 朝日印刷もそう
    「NA」表示は企業の実態を把握する大きな手がかり
    「記者評価」も目を通したい
    会社四季報業界地図でいっそう理解も深まる
    女性用の「就職四季報 女子版」もある

    投資とは、損得を基準に発想するゲーム
    善悪では動かない
    投資には、二重人格になるくらいの大胆さと割り切りが必要
    投資は完結させてこそ学びがある
    株式投資は半年が基本単位の目安
    投資信託の目論見書で銘柄が見れる

  • 5巻
    朝日印刷、化学メーカーは裾野が広い。
    利益のある会社を切るのは内部が不安だからか、選択と集中をしたからか
    何をしてきたかと同じくらい、何をしてこなかったかを誇りたい
    チューリップバブル・好景気の株の読み方
    国全体がそこそこ貧乏だから統治しやすい
    投資は大勢の人間が集まってやったら絶対に失敗する

  • 財前家と投資部の謎…。

  • コミック

  • -

  • 「世知辛い世の中を、どう賢く生き抜くか」が三田さんの作品テーマなのかしら。「天才ではない人間が、努力して成功を掴み取るサクセスストーリー」がドラゴン桜なら、「世の中の動きを俯瞰しながら、強い意志と判断軸を持って人生を選択していくこと」がインベスターZだ。

    ビリギャルの元祖は、15年くらい前にヒットしたドラゴン桜。流行が繰り返されるのは、ファッションだけじゃないんだねー。

    「アイデアなんて、みんな面白い。成功するやつとしないやつの差は、行動力だけだ」という話がとても印象的だったなー。

    ただ闇雲に努力しても、トップクラスには入れない。なにを選択して、なにを捨てるか。クリエイティブという職業柄もあって、いろいろ考えさせられます。

全19件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1958年生まれ、岩手県北上市出身。明治大学政治経済学部卒業。
代表作に『ドラゴン桜』『インベスターZ』『エンゼルバンク』『クロカン』『砂の栄冠』など。
『ドラゴン桜』で2005年第29回講談社漫画賞、平成17年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。
現在、「モーニング」にて『ドラゴン桜2』を連載中。

「2023年 『アルキメデスの大戦(32)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

三田紀房の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
リンダ グラット...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×