her/世界でひとつの彼女 ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産/2枚組) [Blu-ray]
- ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4548967129793
感想・レビュー・書評
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OSと恋をする主人公。
その設定は斬新だけれどホアキン・フェニックスの演技が現実味を添えて、説得力が増している。
ずっとOSの声は誰だろう素敵だなと思って観ていたら、エンドロールでスカーレット・ヨハンソンだとわかった。
すこしハスキーで色っぽくもあり知的でもある声だった。
声の出演でローマ国際映画祭の主演女優賞を射止めたのも納得。
OSと恋愛をするとややこしくなるけど、友達なら最高だと思う。
みんなが周囲にわき目もふらず耳にイヤホンつっこんで、ブツブツ話している姿は異様だけど、今もすでにそんな状況になりつつあるし、全編を通して不思議な説得力を持つ映画だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
普段、家で鑑賞するときは吹き替えで観る派なのですが、スカヨハのハスキーボイスを聞いてなんぼだよな…と思い、久しぶりにオリジナルで観ました。
スカヨハは声だけの出演なのに、すごい存在感で。とても魅力的でした。あの声、あのキャラクターだったら、そりゃあ恋に落ちるよな…と。
主人公がサマンサが良く見えるように、胸ポケットを安全ピンで底上げしているところが、すごくキュンとしました。 -
人工知能と恋に落ちる男性の喜びと葛藤を綴った物語。
誰かを求める心は万物一緒なのかもしれない。 -
愛することは自分を理解されること、である人ならば、こういう恋愛関係にハマるのもわかる。
声だけで魅力的なスカーレットヨハンソンはすごいな! -
★★★☆☆
もしもSiriに恋をしたら
【内容】
失恋したセオドアは、人工知能OSのOS1を購入した。OS1は「サマンサ」と名乗り、1人と1OSが恋をする。
【感想】
夜の遊園地をさまよい歩いている感覚に陥ります。
OSに恋をするという近未来でありそうなお話。そして現在のスマホ族にも警鐘が鳴らされます。
電波の向こうよりいま眼の前の人が一番大切です。
映像も透明感があって良いのですが、とにかく眠くなります。
OSさんにいたっては当然声しかないので、動きに乏しいことも原因ですね。
(アニメ化したら、擬人の萌え萌えキャラで登場させましょう。)
なので、体調の良い時に気合を入れて字幕を読むか、吹き替えで見たほうがいよいです。
「世界でひとつの彼女」って邦題..スキです。 -
OSに恋いするんだけど、
最後どうなるの〜がずーと続く。
ありえない話。
でも、同情してしまう。
とにかく切ない。。。 -
レンタルで観賞。
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心に傷を抱えた主人公セオドアが愛するOSの彼女、サマンサ。
優しくて、ジョークがうまくて、セクシーで、頭が良くて、美しいの音楽を即興で作ってくれるロマンティックなサマンサ。
こんな女性いたら男は勿論同性の私でさえ親友になりたくなってしまう。
でもOS がこんな風に完璧な希望通りの恋人や親友を担ってくれる世界がくるとしたら、(近い将来可能だと思う)生身の人間との交流が煩わしくなり、未来は絶望的だ。
OSのサマンサは1分1秒ごとに進化し、サマンサが生々しく人間的になると同時にセオドアの心も開かれていく。
物体はなくとも2人の純粋な愛の距離はどんどん縮まると思いきや、サマンサは自分でも想像つかないほどに進化が進み導かれた結末は切ないながら少々ホッとした。
近未来の世界とどこかなつかしい80年代のような雰囲気のちぐはぐな組み合わせがなんともノスタルジックで良かった。
スパイクジョーンズ監督とだけあって映像は美しく、夕暮れのピンクに染まる空や、夜景のシーンは写真として切り取って飾りたくなってしまうほど美しい。
そして映画に散りばめられている音楽も素晴らしい。
哲学的な会話もありつつ、美しい映像も見応えがあるので、何度も観たい作品です。 切ないけど。 -
途中まではどんなエンディングになるのかワクワクしながら見てました。OSが自分勝手に動き始めてから・・・・・
エンディングは自分としては面白くなかった -
意外とリアルな設定。声だけのセックスは笑っちゃったけど、セオドラとサマンサの作り出す空気感はとてもよかった。彼は元奥さんのことをまだ愛していて、何か大切なことをサマンサから教わったよう。