ウクライナ危機の真相 プーチンの思惑 Wedgeセレクション [Kindle]

  • 株式会社ウェッジ
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感想・レビュー・書評

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  • 少し古い記事になりますが、世の中のことを知りたくでいろいろと読んでいます。そうすると暗い感じの本が本棚に並んでくるので、なんかな~、と思います。。。

    当時の記事(2年くらい前?)では、つぎのような見解もみられます。

    「ロシア人がロシア系だと思っている人たちへのジェノサイドが起きたりすると、軍事介入もありうるが、可能性としては低いだろう」(位置No.198)
    「この軟着陸を阻害する要因は、率直にいうとお互いにまだ殺したりないことだ」(位置No.203)

    記事から2年後、可能性としては低い、とされていた軍事介入がおきたということは、やっぱりジェノサイドがあったと捉えるべきでしょう。
    ジェノサイドとは民族に対して行われる無差別的行為であるので、普通の神経であればできないはず。これができるのはなんらかの宗教的裏付け(優生思想)があると考えると、違う見方ができてきます(日本の教育および報道内容と比べて違う。ほんとこの民族(優生思想の極端なある特定の民族を指す)はなんとかならないものか、と思う)。

    この本に記載されている記事は、そこまで踏み込んでいないと感じました。
    (というか、踏み込んで書くことができない大人の事情があるのです。にしても嘘はよくないっ)

  • 2014年のウクライナ紛争の頃に出された雑誌記事の特集みたいな電子書籍でした。KindleUnlimitedに入っていたので読んでみました。

    数人の専門家の方達の短い記事を寄せ集めたものでしたが、2014年時点でのウクライナとロシアについて知ることができました。


    これを読んでいるのは2022/04。
    まだ終わらないロシアのウクライナ侵攻。
    背景に何があるのか、どんな経緯があるのか、少しずつでも知りたいと思っていろいろ読んでます。

  • ページ数は殆どない。各氏の分析または主張がコンパクトにまとまっている寄稿なので、目新しい情報はあまり得られなかった。
    佐藤優氏の歯に衣着せぬ物言いと独特の分析が、個人的に面白く読めた。わが国は、戦略上ウクライナ危機には深入りすべきでないという。親露的な意見(防衛行動としてのクリミア併合を主張)も掲載されている。

  • ウクライナとロシアの問題は複雑だな思った。

  • 雑誌コラム。短い。

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著者プロフィール

小泉 悠(こいずみ・ゆう):1982年千葉県生まれ。早稲田大学社会科学部、同大学院政治学研究科修了。政治学修士。民間企業勤務、外務省専門分析員、ロシア科学アカデミー世界経済国際関係研究所(IMEMO RAN)客員研究員、公益財団法人未来工学研究所客員研究員を経て、現在は東京大学先端科学技術研究センター(グローバルセキュリティ・宗教分野)専任講師。専門はロシアの軍事・安全保障。著書に『「帝国」ロシアの地政学──「勢力圏」で読むユーラシア戦略』(東京堂出版、2019年、サントリー学芸賞受賞)、『現代ロシアの軍事戦略』(ちくま新書、2021年)、『ロシア点描』(PHP研究所、2022年)、『ウクライナ戦争の200日』(文春新書、2022年)等。

「2022年 『ウクライナ戦争』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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