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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (177ページ)
感想・レビュー・書評
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片桐はいりの文才については、『わたしのマトカ』、『グアテマラの弟』で証明済み。3冊目の著作となる本書は、常時持ち歩いているkindleに入れておいて、隙間時間に。
抱腹絶倒度合いは前2作に劣るものの、本書ではユーモア溢れる表現で包まれた強烈な映画愛でお腹いっぱい。実際の映画のタイトルをもじっているのは表題だけでなく、本書内の全40話も。しかも、そのタイトルは内容にぴったり。もうひれ伏すだけ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
片桐はいりさんの、「もぎり時代」のエピソードやそれと関係する映画館、地方の劇場や映画館への思いなどを綴ったエッセイ。
どのエッセイも短いのだけれど、映画に対する愛情が籠もっている。
そして、「もぎり」への愛。
古今東西、有名・無名の映画のタイトルにもじったそれぞれのエッセイにつけられた題名もよい。