マルドゥック・スクランブル(1) (週刊少年マガジンコミックス) [Kindle]
- 講談社 (2010年3月17日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (195ページ)
感想・レビュー・書評
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※このレビューでは全7巻をまとめて扱っています。
元娼婦の少女が腐敗した街で人間性を取り戻す姿を描く、同題SF小説のコミカライズ。
小説やアニメ映画と比較すると、かなり緩いです。シリアスさを求めるなら先述2者がお薦め。
原作者は成年男性、漫画担当が未成年女性(連載開始当時)ということで、その辺りも作風に反映されているかもしれません。悍ましい体験に対し、心の殻に籠ることで精神の安寧を図った主人公、少女バロット。無味乾燥な雰囲気の彼女は、本コミカライズにおいては早々に楽天的で逞しく生きています。
所詮他人のことは分からないものですから、悍ましさに出会った人々の内心も不明。無限の解釈があり、勝手に可哀想だとか言ってもしょうがありませんし、本人が事実を記憶しているとも限らず。ただただ寄り添える人たちが寄り添い合い、そうでなければ棲み分け、戦うべきときに戦い、淡々と生きていくんだなとぼんやり思うところです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タダ読み( ´ ▽ ` )ノ
原作者も有名だけど、作画も「聲の形」でおなじみの人(女性なんだよねえ)だ(両者とも岐阜県出身)( ´ ▽ ` )ノ
しかもSFだ( ´ ▽ ` )ノ
人造超能力者、平成版009( ´ ▽ ` )ノ
アイディア満載、アクション連発、適度なユーモア、ユニークなキャラ( ´ ▽ ` )ノ
テンポサクサクで面白かった( ´ ▽ ` )ノ
原作読んでないから違いは分からないけど、本作単独でぞんぶんに楽しめた( ´ ▽ ` )ノ
正直表紙絵は「あれ?」と思ったけど、本編の絵は上手でよかった(「聲の形」とはかなり異なる絵柄)( ´ ▽ ` )ノ
全7巻、Kindle版で残り2,772円( ´ ▽ ` )ノ
けっこう安い気がする。買うかもしれない( ´ ▽ ` )ノ
2020/09/15
#1198
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Kindle
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バロットがかわいい
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電子書籍無料版にて。アニメを先に見ているのでイメージが違ったが、嫌いなタイプではない。バロットはもう少し大人っぽくてもいいと思うが、ロリ顏の方が万人受けするんだろう。巻末にあった初期作品のキャラデザの方が私にはしっくりくる。原作の小説は購入済みだが未読。何度見てもストーリーが秀逸。
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漫画アプリで全部読んだけど面白かった。
冲方丁が原作なだけはある。 -
ダイジェストっぽさはいたしかたないとして、文字だけではイメージしきれないディテールを補完するものとして。冲方丁はそもそも中二病っぽい作品が多い中で、どストライクなのがマルドゥックかなと勝手に思っていて、コミックになることでイタさが中和されているようにも思えた。小説→コミックの順が個人的にオススメ。「心の殻を割れずにいるんだね。周囲にあまりに自分を傷つけるものが多すぎて…」バロットがあんまりロリっぽくなく描かれているのが好ましい。ウフコックがちと可愛すぎかな。ボイルドがいかつくてイメージ通りなのはよかった。