マルドゥック・スクランブル(1) (週刊少年マガジンコミックス) [Kindle]

  • 講談社
3.63
  • (3)
  • (8)
  • (6)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 117
感想 : 12
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (195ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ※このレビューでは全7巻をまとめて扱っています。

     元娼婦の少女が腐敗した街で人間性を取り戻す姿を描く、同題SF小説のコミカライズ。
     小説やアニメ映画と比較すると、かなり緩いです。シリアスさを求めるなら先述2者がお薦め。

     原作者は成年男性、漫画担当が未成年女性(連載開始当時)ということで、その辺りも作風に反映されているかもしれません。悍ましい体験に対し、心の殻に籠ることで精神の安寧を図った主人公、少女バロット。無味乾燥な雰囲気の彼女は、本コミカライズにおいては早々に楽天的で逞しく生きています。

     所詮他人のことは分からないものですから、悍ましさに出会った人々の内心も不明。無限の解釈があり、勝手に可哀想だとか言ってもしょうがありませんし、本人が事実を記憶しているとも限らず。ただただ寄り添える人たちが寄り添い合い、そうでなければ棲み分け、戦うべきときに戦い、淡々と生きていくんだなとぼんやり思うところです。

  •  タダ読み( ´ ▽ ` )ノ

     原作者も有名だけど、作画も「聲の形」でおなじみの人(女性なんだよねえ)だ(両者とも岐阜県出身)( ´ ▽ ` )ノ
     しかもSFだ( ´ ▽ ` )ノ
     人造超能力者、平成版009( ´ ▽ ` )ノ
     アイディア満載、アクション連発、適度なユーモア、ユニークなキャラ( ´ ▽ ` )ノ
     テンポサクサクで面白かった( ´ ▽ ` )ノ
     原作読んでないから違いは分からないけど、本作単独でぞんぶんに楽しめた( ´ ▽ ` )ノ
     正直表紙絵は「あれ?」と思ったけど、本編の絵は上手でよかった(「聲の形」とはかなり異なる絵柄)( ´ ▽ ` )ノ

     全7巻、Kindle版で残り2,772円( ´ ▽ ` )ノ
     けっこう安い気がする。買うかもしれない( ´ ▽ ` )ノ
    2020/09/15
    #1198
     

  • すんばらしい。

  • Kindle

  • -

  • Kindleで1巻無料だったので。面白かった。これはぜひ続きを読みたいと思った。原作も気になった。

  • バロットがかわいい

  • 電子書籍無料版にて。アニメを先に見ているのでイメージが違ったが、嫌いなタイプではない。バロットはもう少し大人っぽくてもいいと思うが、ロリ顏の方が万人受けするんだろう。巻末にあった初期作品のキャラデザの方が私にはしっくりくる。原作の小説は購入済みだが未読。何度見てもストーリーが秀逸。

  • 漫画アプリで全部読んだけど面白かった。
    冲方丁が原作なだけはある。

  • ダイジェストっぽさはいたしかたないとして、文字だけではイメージしきれないディテールを補完するものとして。冲方丁はそもそも中二病っぽい作品が多い中で、どストライクなのがマルドゥックかなと勝手に思っていて、コミックになることでイタさが中和されているようにも思えた。小説→コミックの順が個人的にオススメ。「心の殻を割れずにいるんだね。周囲にあまりに自分を傷つけるものが多すぎて…」バロットがあんまりロリっぽくなく描かれているのが好ましい。ウフコックがちと可愛すぎかな。ボイルドがいかつくてイメージ通りなのはよかった。

全12件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1977年岐阜県生まれ。1996年『黒い季節』で角川スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。2003年『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞、2010年『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞、第4回舟橋聖一文学賞、第7回北東文学賞、2012年『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞。主な著書に『十二人の死にたい子どもたち』『戦の国』『剣樹抄』『麒麟児』『アクティベイター』などがある。

「2022年 『骨灰』 で使われていた紹介文から引用しています。」

冲方丁の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×