マルドゥック・スクランブル(7) (週刊少年マガジンコミックス) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 綺麗な終わり方だった。

  • 最終対決。小説のマルドゥック・スクランブルはグランジアクションテイストで人生哲学系のストーリーだったけど、コミック版はどちらかというと恋愛色が強いなというのが、ここまで読んだ印象で、最終巻を読んだら核心に変わった。「俺は俺を君に託す」というウフコックのセリフが決定打。解釈は人の数だけあるけど、個人的にはあまり好みじゃなかったな。

  • 最終7巻まで。全体を通してみれば、原作をしっかり消化してオリジナルな「マルドゥック・スクランブル」が出来上がってる。このテイストを受け付けない原作ファンもいるだろうが(僕ももう少しハードボイルドに振った方が好き)、無難に原作をなぞるよりもはるかにいい。これをデビューしたばかり二十歳そこそこの漫画家が、あの原作でここまでできたことは大変なことだ。その後の活躍を考えれば、この人を起用した編集者は相当な目利きだと思う。

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著者プロフィール

1977年岐阜県生まれ。1996年『黒い季節』で角川スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。2003年『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞、2010年『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞、第4回舟橋聖一文学賞、第7回北東文学賞、2012年『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞。主な著書に『十二人の死にたい子どもたち』『戦の国』『剣樹抄』『麒麟児』『アクティベイター』などがある。

「2022年 『骨灰』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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