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感想・レビュー・書評
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綺麗な終わり方だった。
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最終対決。小説のマルドゥック・スクランブルはグランジアクションテイストで人生哲学系のストーリーだったけど、コミック版はどちらかというと恋愛色が強いなというのが、ここまで読んだ印象で、最終巻を読んだら核心に変わった。「俺は俺を君に託す」というウフコックのセリフが決定打。解釈は人の数だけあるけど、個人的にはあまり好みじゃなかったな。
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最終7巻まで。全体を通してみれば、原作をしっかり消化してオリジナルな「マルドゥック・スクランブル」が出来上がってる。このテイストを受け付けない原作ファンもいるだろうが(僕ももう少しハードボイルドに振った方が好き)、無難に原作をなぞるよりもはるかにいい。これをデビューしたばかり二十歳そこそこの漫画家が、あの原作でここまでできたことは大変なことだ。その後の活躍を考えれば、この人を起用した編集者は相当な目利きだと思う。
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