水底フェスタ [Kindle]

著者 :
  • 文藝春秋
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レビュー : 3
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感想・レビュー・書評

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  • 外にはもっと広い世界とたくさんの選択肢があるのに、それらを選べないこともある。○○特有の、っていう環境にいることは当事者には気づけない。

    どちらも仕方がないかもしれないけれど、ありがちなことだなあと感じた。業界でも会社でも部活でも。

    "井の中の蛙"じゃないけど、知っていることからだけでなく、探して最善策を選び取りたいなっていうことと、八方美人風味のことはやめたいなと決意させられた。

  • 続きが気になって一気に読んでしまった
    作品としては面白かったのかもしれないけど、これも暗くて、希望のない話…
    達哉だけが広海の為だけに行動している様子に涙が出たけど、結局は誰も救われていない本当に暗い話…
    人物描写はさすが惹き付けられるものがあったけど、もうちょい誰かは幸せになれる話だったら良かったなってのが正直な感想でした。

  • ある閉鎖された村へ昔の住人が復讐のために返ってくるところから始まる物語。
    といってもスプラッター物というわけではなく、村で行われている不正を外部に伝えることを目的としている。
    この本でまず思ったのが一番マトモだったのは、一番ダメなやつ扱いされていた達也だったってこと。全体的に雰囲気が暗く人が死んでも見つからなかった事にする等ちょっと都合が良すぎる途中までは結構期待していたが、最後はダメダメでした。

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著者プロフィール

辻村深月(つじむら みづき)
1980年山梨県生まれ。千葉大学教育学部卒業後、2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。2011年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、2012年『鍵のない夢を見る』で第147回直木三十五賞、2017年『かがみの孤城』で「ダ・ヴィンチ ブックオブザイヤー」1位、王様のブランチBOOK大賞、啓文堂書店文芸書大賞などをそれぞれ受賞。本屋大賞ノミネート作も数多く、2018年に『かがみの孤城』で第6回ブクログ大賞、第15回本屋大賞などを受賞し、2019年6月からコミック化される。他の代表作に『子どもたちは夜と遊ぶ』『凍りのくじら』『ぼくのメジャースプーン』『スロウハイツの神様』『名前探しの放課後』『ハケンアニメ!』『朝が来る』など。新作の度に期待を大きく上回る作品を刊行し続け、幅広い読者からの熱い支持を得ている。2020年、河瀬直美監督により『朝が来る』が映画化される。

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